「古銭や古紙幣の保管方法は超重要!」知らないと買取で損するかも…

硬貨と紙幣

古銭や古紙幣は保管方法が重要です。放置しているだけでは、どんどん金属は酸化していきますので、状態が悪くなっていきます。

とても希少価値の高い古銭や古紙幣でも、状態が悪くなると価値が下がるでしょう。そこで古銭や古紙幣の保管方法には、どのようなものがあるのかを確認していきます。

主に3つの保管方法があるとされますが、どのような点に注意したいのかについても、多角的に掘り下げて検証していきます。意外に思われるかもしれませんが、古銭や古紙幣はデリケートなものなのです。

目次

買取価格を下げないために古銭や古紙幣の”保管方法は超重要”

ポイント

近年では趣味として古銭や古紙幣をコレクションする人だけではなく、一部の人からは投資としても利用しているそうです。そこで重要なのは、古銭や古紙幣の価値を保つための保管方法でしょう。

高く買取をして欲しいのなら、やはり最適な状態を保つ必要があります。古銭や古紙幣は杜撰な保管方法だと、どんどん劣化していきます。

その代表的な原因を挙げてみましょう。

  • 手垢などの汚れが劣化や変色の原因になる
  • 古銭に使われる金属が酸化することで劣化する
  • 紫外線や湿気などの劣化してしまう

以上があります。つまり適当な保管方法であれば、ほぼ確実に古銭や古紙幣は劣化していくと考えて良いでしょう。だからこそ適切な保管方法が必要であると言えるのです。

古銭や古紙幣の保管で特に注意すべきポイント

チェックするサラリーマン

では古銭や古紙幣を保管する時には、どのような点に注意するべきなのかを、最初に確認しておきましょう。意外と保管方法は難しくありません。また注意すべきポイントを押さえておけば、簡単に保管できると言ってもいいでしょう。

【古銭】保管方法で注意すべきポイント

瓶の中に入ったお金

では先ずは古銭の保管方法から注意すべきポイントを確認します。

  • 光に当たらないようにする
  • 密閉できる容器やケースを利用する
  • 素手で触るのは避ける
  • 空気に触れさせるのは厳禁

古銭は基本的に古い金属です。そのため状態が劣化しやすいので、保管方法に注意をしなくてはいけません。その中で重要なのが、光に当てないことと、湿気や空気に触れさないことです。この点を先ずは注意しておきましょう。

そして古銭を触る時は、原則として手袋をするといいでしょう。この手袋は、100円均一などで購入できるものでも構いません。

とにかく素手で触らないことが重要です。こうしてお伝えすると難しいように思うかもしれませんが、そこまで難しくないです。

【古紙幣】保管方法で注意すべきポイント

複数の古紙幣

次に古紙幣の保管方法で注意すべきポイントを検証しましょう。基本的には古銭と変わらない部分が多いです。

  • 光に当てないようにする
  • できるだけ一定の温度で保管する
  • 風通しの良い場所を選ぶ
  • 素手では触らない
  • 定期的に状態を見る

古紙幣の場合でも、やはり太陽や蛍光灯の光に敏感で直ぐに日焼けをしてしまう点でしょう。また湿気でシワができることもあります。他にも素手で触らないようにするのが基本でしょう。最も注意したいのが、定期的な確認です。

古紙幣は紙であるため、金属である古銭よりも環境に影響を受けやすいのがポイントになります。そのため適切な保管をしていても、定期的に状態がどうなっているのか確認する必要も出てきます。

古銭や古紙幣を適切に保管する『正しい3つの方法』

チェックリスト

古銭や古紙幣を適切に保管するための、正しい3つの方法を紹介していきます。この3つのうち、それぞれの状況に合わせて保管方法を選ぶのがおすすめです。

では具体的に、どのような方法があるのか検証していきます。

【保管方法1】専用のカプセルやケースに保管

タンスに収納された箱

古銭や古紙幣の適切な保管方法なのですが、専用のカプセルやケースを利用するのが良いでしょう。

古銭や古紙幣のコレクターは多いので、こうした保管グッズが幾つか販売されています。その中で最も代表的なのがカプセルやケースです。

  • 空気や湿気から保護できる
  • 傷がつきにくい
  • 衝撃にも強い
  • 1つ1つを保管できる
  • 大量に必要ならコストがかかる

以上が特徴になります。専用のカプセルやケースであるだけに、かなり厳重な保管ができるのが特徴です。1つ1つを丁寧に保管できるので、注意点についても概ねクリアできるでしょう。

ただ幾つか注意点があります。1つはピッタリのサイズを選ぶことです。ケースの中で古銭や古紙幣が動くのは良くありませんので、サイズをしっかりと選んでください。

1つ1つ保管できるのは良いですが、大量に用意する必要があるとコストがかかるのも注意点です。

【保管方法2】アルバムやホルダーで保管

貨幣史アルバム
(画像出典:楽天)

大量の古銭や古紙幣に向いた保管方法としては、専用のアルバムやホルダーがおすすめです。特徴としては以下の通りになります。

  • 古銭や古紙幣をまとめて保管できる
  • 空気や湿気、紫外線からの保護ができる
  • コストが低い
  • 手で触れなくても、古銭や古紙幣を眺めることができる

といった特徴があります。アルバムやホルダーを使っての古銭や古紙幣の保管は、コストをかけずにまとめられます。

ただしケースやカプセルよりも、厳密な保管はできません。そのためアルバムやホルダーを保管する場所を選ぶのも重要なのです。

コストがかけない保管方法なので、まだ手持ちの古銭や古紙幣が少ない人にも良いかもしれません。ただしカプセルやホルダーほどの保護能力がないので、あまり価値が高くない古銭や古紙幣の保管に向いていると言えます。

【保管方法3】ジップ袋で保管

ジップロックに入ったお金

最後にジップ袋を使う保管方法も確認しておきましょう。ジップ袋とは食品の密閉保存などに使うもので、袋の口部分がジップになっているものを指します。

他にもクリップシーラーといって、袋の口を熱で溶着させる機械を使うのもいいでしょう。

  • コストがかからない
  • 大量に保管できる
  • 空気や湿気からの保護がかかる
  • 古銭や古紙幣サイズの袋もある

以上が特徴になります。ジップ袋は近所にあるスーパーや、100円均一のお店など、どこでも仕入れられるのが特徴です。サイズも豊富なので小さいサイズを選べば、古銭や古紙幣にピッタリのものもあります。

その反面でジップ袋は透明なので紫外線が防げません。また量が多くなると、まとめにくくて探しにくいデメリットもあるのです。ただお手軽に保管できるので、お金をかけたくない初心者におすすめできます。

古銭・古紙幣・コインの正しい手入れ方法

掃除道具

では最後に古銭や古紙幣、記念コインなどの正しい手入れの方法についても検証してみます。古銭や古紙幣は古いものなので、表面に汚れがついているケースも少なくありません。その汚れを落としてきれいにすると、価値が上がると考えてもおかしくないでしょう。

ですが古銭や古紙幣は、その汚れもまた価値の1つとして考えることがあり、落としすぎてしまうのは良くないのです。

つまり適度な手入れをしなくてはいけません。

ここでは比較的に簡単にできる方法を解説しておきます。

  • 水と重曹を入れた容器に、古銭やコインを入れる
  • 20分程度、弱火で熱する
  • 容器から取り出して、やわらかい歯ブラシや布で傷がつかないよう優しく拭く

という方法が代表的です。

まとめ

複数の古銭・古紙幣

古銭や古紙幣は保管方法によって、状態が大きく変わります。具体的には金属が酸化したり、紙幣の紙が湿度が高いとシワになったりするのです。

こうした状態になると、いくら希少価値のある古銭や古紙幣でも、買取額が下がってしまいます。適当に保管していると、大きく状態が劣化しますので、保管方法が重要になるのです。

最もシンプルなのはジップ袋に保管する方法ですが、価格の低い古銭や紙幣だと十分でしょう。しっかり保管したい場合は、コストはかかりますがコストやケースがおすすめです。

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