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【最新】10銭札の鑑定価値はいくら?買取価格&売買相場《全4種類》

10銭札は今は使えない紙幣であることはもちろんですが、明治時代では最も低い額面の紙幣です。10銭紙幣は明治時代から戦後まで発行されていたため、戦後に発行されたものなら大切に保管している人もいるかもしれません。

10銭紙幣は現在はお金としての価値はありませんし、額面だけ見れば1円の10分の1しかありません。ですが古銭としての価値は十分あります。ここでは10銭紙幣の現在の鑑定価値についてまとめていますので参考にしてみてください。

20241027

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【全4種類】10銭札の買取価格・鑑定価値《売買相場一覧》

明治初期から戦後まで10銭札は全部で4種類発行されています。年代も異なりますし、発行枚数や希少性も異なるため、現在の買取価格はそれぞれ違います。ここでは全4種類の10銭札の買取価格の相場をまとめています。

【全4種類】10銭札の買取価格・価値・平均相場一覧

①【10銭札(明治通宝)】鑑定価値と買取相場価格

時代 1872年~1887年
価値 C
相場 500円から4,000円
素材
画像出典 なし
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

日本で初めて10銭札が発行されたのは1872年の明治通宝です。明治通宝は10銭札を含めて9種類の紙幣が発行されたのですが、当初はすべてドイツ製の紙幣であったため日本の気候に合わず損傷・変色しやすい、そして偽造も多く出回りました。

明治通宝10銭札は発行枚数も多かったのですが、古銭としての価値は高く並品でも1,000円前後、未使用品なら1万円を超えることもあります。

②【10銭札(大正小額政府紙幣)】鑑定価値と買取相場価格

(画像出典:wiki「小額政府紙幣」)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 1917年~1948年
価値 C
相場 30円から800円
素材
画像出典 wiki「小額政府紙幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

1917年から1921年までのわずか5年間発行された10銭札が大正少額政府紙幣10銭札です。通用期間は長かったのですが、発行されたのは5年間のため古銭としての価値は高くなっており状態が良ければ500円近い価格で買取可能です。

また5年間のうち大正6年銘の10銭札が最も価値が高く、美品なら800円程度、未使用品なら5,000円近くで取引されることもあります。

③【10銭札「い号券・八紘一宇塔(あめつちのもとはしら)」】鑑定価値と買取相場価格

(画像出典:wiki「十銭紙幣」)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 1944年~1953年
価値 D
相場 10円から100円
素材
画像出典 wiki「十銭紙幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

第二次世界大戦中は金属が不足したこともあり、1944年から発行されたのがい号券10銭紙幣です。表面に八紘一宇塔が描かれていることから八紘一宇塔10銭札とも呼ばれています。

比較的新しい紙幣で発行枚数も多かったことから、古銭としての価値もそれほど高くはありません。それでも状態が良ければ100円近く、未使用品なら300円近くで買取してもらえます。

④【10銭札(A号券・鳩)】鑑定価値と買取相場価格

10銭札(A号券・鳩)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 1947年~1953年
価値 D
相場 10円から60円
素材
画像出典 wiki「十銭紙幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

終戦後の1947年からわずか7年間発行されたのがA号券10銭札です。表面に鳩が描かれている事から鳩10銭札とも呼ばれています。

年代も新しく、発行枚数も多かったことから古銭としての価値もそれほど高くはなっておらず、使用感のある紙幣なら10円から60円程度です。ただ未使用品であれば200円くらいで買取されるケースもあります。

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10銭札とは~紙幣価値について~

(画像出典:wiki「小額政府紙幣」)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons

現在のお金は一番少ないのが1円硬貨となっています。10銭は10枚で1円ですから、0.1円ということになります。ただ当時の紙幣価値と今の紙幣価値はまるで違うので、今のような感覚とは異なります。

貨幣価値は年代によっても差があり、明治通宝が発行された明治初期は1円が今の約2万円と言われていますので10銭札は2,000円くらいの価値があったことになります。

また大正少額政府紙幣10銭札が発行された大正時代の10銭札は500円くらいの価値になります。そしてA号券10銭札が発行された戦後の昭和30年代になると、一気に紙幣価値が下がり10銭は今の1円くらいの価値しかなくなっています。

今はお金としては使えませんが古銭としての価値が高く、A号券10銭札でも数十円から数百円の価値があります。

まとめ

10銭札は明治時代の紙幣の中でも最も低い額面の紙幣で、1円が最小単位となっている現代では当然使うことはできません。明治時代でも最も低い額面の紙幣だったことから、古銭としての価値も低いのではと思われがちです。

確かに使用感のある紙幣だと明治通宝以外はそれほど高額で取引されているわけではありませんが、もし未使用品なら数千円から1万円位の価値があります。買取額は古銭買取業者によっても差があるので、信頼できる業者に査定してもらいましょう。