広告 古銭の種類

【全4種類】古紙幣『50銭札』の価値は?買取価格&鑑定相場《まとめ》

50銭札は明治通宝で発行されてはいますが、日本銀行で発行されたのは1882年からです。それ以降4種類の50銭札が発行されており、50銭札によっては非常に価値が高くなっているものもあります。

ここでは4種類の50銭札の特徴や現在の価値についてまとめています。50銭札は戦後まで発行されているので、蔵に残されていたという人もいるでしょう。

そのままでは使用できませんが古銭としての価値は高いので、売るにも保管しておくにも適切な価値を知っておきましょう。

20241027

古銭買取の最新情報

古銭、古紙幣、硬貨、コインの適正価格を知るには、必ず専門の鑑定士がいる買取業者に依頼してください。当サイトでお問い合わせが多い「バイセル」は全国出張買取で専門の査定員が自宅で無料鑑定してくれます。

もちろん、売るかどうかは鑑定次第で問題ありません。「価格や価値が知りたい!」方にもおすすめです。

      
買取・鑑定・売却ならこの方法がおすすめ
買取方法鑑定の正確さ高価買取対応地域
リサイクルショップ×店舗周辺
金券ショップ店舗周辺
古銭買取専門業者全国
古銭買取専門業者なら業界大手"バイセル"が安心
  • CM&マザーズ上場で有名な買取業者(利用率No.1)
  • プロの査定員が全国出張買取(※女性指名可)
  • 独自販売ルートがあるため高額買取に期待

(※1点からOK!電話相談可)

【全4種類】50銭札の買取価格・鑑定価値《売買相場一覧》

50銭札は1882年から1953年まで全部で4種類発行されています。それぞれ特徴があり、また同じ紙幣でも記番号などで違いがあるものもあります。ここでは4種類の50銭札の特徴と現在の買取相場についてまとめているので参考にしてみてください。

【全4種類】50銭札の買取価格・価値・平均相場一覧

①【50銭札(大蔵卿印)】鑑定価値と買取相場価格

時代 1882年
価値
相場 5,000円から5万円
素材
画像出典 なし
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

明治通宝に代わる紙幣として1882年から発行された50銭札は、表面に大蔵卿印があることから大蔵卿50銭札とも呼ばれています。この大蔵卿50銭札は古銭価値が高く、使用感のある紙幣でも最低5,000円で買取されています。

もし状態が良ければ5万円で買取されることもありますし、もし未使用品であれば15万円から25万円の高額で取引されることもあります。

②【50銭札(富士山・桜)】鑑定価値と買取相場価格

(画像出典:wiki「小額政府紙幣」)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 1938年
価値
相場 10円から300円
素材
画像出典 wiki「小額政府紙幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

1938年からこれまでの50銭銀貨に代わって発行されたのが少額政府紙幣50銭札です。表面に富士山と桜が描かれている事から富士山50銭札とも呼ばれています。非常に発行枚数も多かったため、古銭としての価値はそれほど高くはありません。

使用感のある紙幣なら10円程度、状態が良くても300円程度が限界でしょう。ただ未使用品であれば1,000円前後で買取されることが多いです。

③【50銭札(靖国神社・鳥居)】鑑定価値と買取相場価格

50銭札(靖国神社・鳥居)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 1942年~1944年・1945年
価値
相場 10円から400円
素材
画像出典 wiki「小額政府紙幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

少額政府紙幣50銭札は1938年から発行された富士山50銭札の他に、1942年にはデザインの違う50銭札も発行されています。表面に靖国神社と鳥居が描かれている事から、靖国神社50銭札とも呼ばれています。

昭和17年から19年の前期と昭和20年の後期に分けられ、昭和17年のものが古銭としての価値が高く、未使用品なら1,000円以上で買取されています。

④【50銭札(板垣退助)】鑑定価値と買取相場価格

50銭札(板垣退助)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 1948年
価値
相場 10円から100円
素材
画像出典 wiki「小額政府紙幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

戦後の1948年から発行されたのが日本政府紙幣50銭札です。表面に板垣退助が描かれている事から板垣50銭札とも呼ばれています。

今から70年ほど前に発行された比較的新しい紙幣で、発行枚数も多かったため古銭としての価値はそれほど高くはありません。それでも状態が良ければ100円程度、未使用品なら300円くらいまでの価格で取引されています。

50銭札とは~現在でも使用可能なのか~

スマホを見る

50銭札とは額面的には1円の半分の価値の紙幣ということになります。もちろんすでに発行されていませんが、明治時代に発行された1円札や5円札は現在でも使用できるものもあります。

では同じ時期に発行された50銭札なら今でも使用できるのではと思う人もいるでしょう。ですが50銭札は現在使うことはできず、今後も間違いなく使用はできないでしょう。

その理由としては現在のお金では1円が最低の額面であるからで、仮に50銭札を2枚持っていたとしても銀行で1円アルミ貨と交換はできません。

ですがだからといって50銭札は価値がない紙幣というわけではありません。もちろんお店では使えませんし銀行でも両替できませんが、古銭としての価値があるのでどのような状態でも古銭買取店であれば額面以上で買取してくれるでしょう。

まとめ

(画像出典:wiki「小額政府紙幣」)
Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons

50銭札は今では使えなくなってしまった紙幣ではありますが、古銭としての価値は十分あります。特に大蔵卿50銭札などは状態によっては数万円の価値がありますし、未使用品なら20万円以上で取引されることもあります。

ただ古銭は鑑定士によって買取額はまちまちで、よく価値が分かっていない買取業者に査定してもらうと買取額も低くなってしまうこともあります。

そうならないためには古銭の価値がしっかりと分かる信頼できる古銭買取業者に査定してもらいましょう。