古銭の種類

【全10種類】中国貨幣の買取価格は?鑑定価値&平均相場《2020最新》

wiki「中国の貨幣制度史」

中国貨幣は普段日本で生活する私たちにはあまり馴染みないものですよね。日本にも現在市場に流通していない古銭が存在するように、当然ですが中国にもそのような古銭が存在し、古銭市場では需要があります。

中国の古銭には青銅貨幣や紙幣など、さまざまな種類のお金が存在します。今回はこの中国貨幣の特徴などを詳しく紹介し、また実際に売却するとどの程度の値段になるのか鑑定価値や相場も記載します。

【全10種類】中国貨幣の買取価格・価値・平均相場一覧

中国貨幣の種類は全部で10種類ほどありますが、種類によって古銭市場における需要は異なり買取価格に大きな幅があります。まずはそれぞれの種類における特徴を把握し、一般的な相場はどのくらいか知っておきましょう。

【全10種類】中国貨幣の買取価格・価値・平均相場一覧

①【環銭】鑑定価値と買取相場価格

環銭 時代 不明
価値 B
相場 1,000~1万円
素材 青銅
画像出典 世界史の窓「円銭」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

環銭は中国の戦国時代に流通した青銅貨幣で、中国初の統一通貨という歴史ある古銭になります。形状としては円形で中央部に丸型、あるいは四角型の穴が空いているのが特徴で、別名では円銭と呼ばれます。

環銭の買取相場価格ですが、日本ではあまり需要がないため数千円程度の価値にしかならないケースが多いようです。ただし、海外の市場に販路を確立している業者であれば、もう少し高値で買い取って貰える可能性もあります。

②【蟻鼻銭】鑑定価値と買取相場価格

蟻鼻銭 時代 不明
価値 B
相場 1,000~1万円
素材 青銅
画像出典 世界史の窓「蟻鼻銭」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

蟻鼻銭は中国の戦国時代に、楚で流通した青銅貨幣になり、貝の形をかたどって作られたことから別名では貝銭とも呼ばれます。また蟻の頭のような特徴的な形をしていることもあり、蟻鼻銭の名が付けられました。

蟻鼻銭は素材が銅であることと、国内のコレクター需要があまり高くないこともあり、買取相場は良くて1000円程度です。海外コレクターになら需要がある可能性もあるため、業者を選んで買取してもらうことが重要です。

③【刀貨】鑑定価値と買取相場価格

刀貨 時代 不明
価値 B
相場 1,000~1万円
素材 青銅
画像出典 wiki「刀銭」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

刀貨は戦国時代に黄河下流域中心に流通した青銅貨幣です。その名の通り特徴的な小刀のような形をしているのがポイントで、元々は狩猟目的として使用されていた刀が生活に重要であったため、生まれたと言われています。

古代中国の斉や燕の地域では河川が非常に多かったことが、背景にあるかもしれません。刀貨も日本では環銭や蟻鼻銭と同様に需要は高くなく、買取価格相場としては1000円から1万円前後が一般的な価値でしょう。

④【布貨】鑑定価値と買取相場価格

布貨 時代 飛鳥時代
価値 C
相場 1,000~1万円
素材 青銅
画像出典 wiki「中国の貨幣制度史」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

古代中国の以下の地域で用いられたのが布貨で、農作業で使用する鋤の形をしていることから布貨と呼ばれています。朝鮮半島でも布貨と言う、貨幣として使用する布がありますが、それとは別物になります。

布貨も他の中国貨幣と同様、素材が銅であるため価値としては低いです。

日本国内市場では1000円から1万円程度が買取価格相場となっているため、少しでも高値で売るためには海外の販路がある業者を見つける必要があります。

⑤【貨泉 王莽銭】鑑定価値と買取相場価格

貨泉 王莽銭 時代 紀元8年
価値 B
相場 100~1,000円
素材
画像出典 wiki「中国の貨幣制度史」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

貨泉 王莽銭は王莽が皇帝であった新の時代に流通した古銭で、日本の弥生遺跡からも発掘されている銅銭です。形状としては小さな円形で中央部に四角い穴が空いており、穴を挟むように貨泉の文字が刻まれています。

非常に古い時代の中国貨幣ですが、日本国内にはコレクターがあまりいないことから相場としては低いです。素材が銅のため価値も低く、一般的に数百円から1000円程度と買取価格に関してはあまり期待できません。

⑥【五銖銭】鑑定価値と買取相場価格

五銖銭 時代 紀元前141年
価値 B
相場 1,000~1万円
素材
画像出典 wiki「五銖銭」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

五銖銭の歴史は古く紀元前141年から鋳造開始されており、唐の初期までという非常に長い間鋳造され続けた中国貨幣です。中国の歴史上で一番長く流通したのが五銖銭で、まさに歴史深い銅銭と言えるでしょう。

特徴としては円形の中央部に四角い穴があいている点で、素材は銅でつくられています。五銖銭も古い貨幣ではありますが、国内にコレクターがいなく需要が少ないため1万円未満での買取になる可能性が高いです。

⑦【半両銭】鑑定価値と買取相場価格

半両銭 時代 不明
価値 B
相場 1,000~1万円
素材
画像出典 wiki「中国の貨幣制度史」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

秦の始皇帝の時代、各地で異なる貨幣が用いられていましたが、それを統一する目的で作られたのが半両銭です。両は当時の重さの単位ですが、両の半分の重さの環銭であったことから、半両銭と呼ばれています。

半両銭は複製品が多く出回っているため購入の際には注意が必要です。鑑定価値としてはその他の中国貨幣同様に希少性が低いことから、状態に応じて1000円から1万円程度での取引になるでしょう。

⑧【交子・会子】鑑定価値と買取相場価格

交子・会子 時代 平安
価値 B
相場 1,000~1万円
素材
画像出典 wiki「中国の貨幣制度史」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

交子は中国の宋の時代に流通した紙幣で、主な特徴としては以下になります。

相場としてはあまり高くなく1000円から1万円未満が買取価格となるケースが多いですが、レプリカが大量に出回っているため注意が必要です。

  • 宋の時代に持ち運びにくい鉄銭の問題を解消するためにつくられた
  • 中国初の紙幣でもあり、世界最古の紙幣でもある
  • 北宋で最初に交子が製造され、その後南宋で製造されたものが会子である

⑨【法幣】鑑定価値と買取相場価格

法幣 時代 1935年
価値 B
相場 1,000~1万円
素材
画像出典 中央銀行券幣數位博物館「法幣」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

法幣は中華民国国民政府が発行した紙幣で、日本では1935年の昭和時代にあたります。主な特徴としては下記の通りで、相場は1万円未満の鑑定価値になるケースが多く、高値での売却はあまり期待できません。

  • 中国の貨幣制度を改革するために発行された
  • 貨制改革の結果、銀本位制が収束し、銀が国有化された
  • 大量に発行したためハイパーインフレーションが誘発された
  • 日中戦争の長期化が原因で貨幣価値が下落し、法幣が廃止された

⑩【交鈔 中統元宝交鈔】鑑定価値と買取相場価格

交鈔 中統元宝交鈔 時代 1260年~1356年
価値 B
相場 4万~5万円
素材 紙、その他
画像出典 wiki「交鈔」
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

中国の金と元の王朝の時に発行されたのが交鈔 中統元宝交鈔で、その主な特徴は以下です。日本ではちょうど鎌倉時代にあたりますが、交鈔 中統元宝交鈔の相場としては1000円から1万円未満と他の紙幣とほぼ同様です。

  • 1260年頃から中国の広域で使用された紙幣
  • 中国初の紙幣である交子は鉄銭との引き換えとして用いられることが多かったが、それに対し交鈔 中統元宝交鈔は最初から通貨としての役割を果たしていた
  • モンゴル帝国でも流通していたことが確認されている

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《予備知識》中国貨幣はどのような特徴があるの?

ポイント

かつての中国貨幣の価値を知るうえで、中国貨幣の特徴や歴史を知っておくことは大切です。かつで中国で用いられていたお金としては、主に銅貨と紙幣、そして銀貨があげられますがそれぞれ用途が異なります。

まず銅貨は長い期間さまざまな王朝で使用されていた貨幣で、日常的な場面で用いる少額通貨としての役割を果たしていました。一方紙幣は持ち運びの不便さを解消するために造られ、比較的金額の大きい取引で使われていたようです。

銀は明の王朝の頃から用いられ、貿易による銀の流入量が増えたため、貿易などの場面で用いられることの多かった貨幣です。このようにかつての中国の王朝にはさまざまな貨幣が存在し、時代によって貨幣制度は変化していきました。

まとめ

wiki「中国の貨幣制度史」
(画像出典:wiki「中国の貨幣制度史」)

中国の古銭は歴史が古く、紀元前から用いられている貨幣など、歴史的な通貨が存在します。また中国貨幣の歴史の中には、銅銭もあれば紙幣や銀貨も存在し、用いられている素材も時代によって変化しています。

どの中国貨幣もレア感はあるものの、日本国内におけるコレクター需要は残念ながらほとんどありません。そのため買取相場は1万円未満になることが多く、海外向けの販路がある業者を選ぶのがポイントになるでしょう。