古銭の種類

【全種類】古銭・古紙幣・硬貨・コインの買取相場と価値《2020最新》

【全種類】古銭・古紙幣・硬貨・コインの買取相場と価値

家にある古銭の種類が何なのか知りたいという方は多いのではないでしょうか。単純に知識として興味をお持ちの方もいるでしょうし、古銭を買取に出して処分したいという場合には値打ちが気になりますよね。

古銭の種類は膨大な数があり、自分で調べるにも一苦労です。ぱっと見ると似ているけれど実はまったくの別物で、その価値の高さも雲泥の差なんてこともよくあります。

正直、素人目で判断するのはなかなか難しく、プロの鑑定士に見てもらうのが手っ取り早いのは確かです。しかし、その前段階としてお持ちの古銭を大まかにでも調べておきたいという方もいるはずです。

そこでこの記事では古銭情報を誰でも簡単に調べられるように「全ての古銭の概要と買取相場」をまとめてご紹介したいと思います。

20201027

古銭買取の最新情報

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【種類を知ろう】古銭・古紙幣、硬貨、記念コイン、現代貨幣など

古銭についてまったく知らない方はそもそもお手元の古銭について何をどのように調べればいいか分からないかもしれません。

そこでまずはどのようなカテゴリーがあるかをざっと見渡してみたいと思います。すでに古銭の名称などある程度分かっている方は読み飛ばして個別の情報へとお進みください。

穴銭(あなせん)・絵銭(えせん)

(画像「https://ja.wikipedia.org/wiki/厭勝銭」)
(画像出典:wiki「厭勝銭」)

穴銭、絵銭ともに文字通りの特徴を持っています。お持ちの古銭、まんなかに穴が開いてませんか?穴の開いたものが「穴銭(あなせん)」の特徴です。

「絵銭(えせん)」は絵が鋳られている硬貨。こちらも穴が開いたものが多いですが、そうでないものもあります。また、「絵銭=玩具のお金」というのも大きな特徴です。

※中国の貨幣にも穴の開いたものがありますが、ここでは「中国貨幣」は別で扱っています。

▼穴銭・絵銭の概要・相場を調べる▼

旧紙幣(きゅうしへい)

改造紙幣
(画像出典:wiki「改造紙幣」)

古い紙のお札には様々なタイプのものがあるので、この記事ではいくつかのグループに分けてあります。旧紙幣(きゅうしへい)のポイントは「今でも額面通り使用することができる旧式の紙幣」です。

例えば聖徳太子の1000円紙幣など。そういったお札を持っている方はこのカテゴリーをチェックしてください。

▼旧紙幣の概要・相場を調べる▼

古紙幣(こしへい)

明治通宝
(画像出典:wiki「明治通宝」)

古紙幣(こしへい)は「すでにお金としての価値がなくなった古い紙幣」です。

例えば江戸時代の「〇〇藩」内で使われた藩札(はんさつ)など。このタイプのお札を持っている方はこのカテゴリーについてチェックしましょう。

※「軍用手票」と呼ばれる紙幣については別のカテゴリーを設けています。そっちかな?という方は次の項目を調べてみてください。

▼古紙幣の概要・相場を調べる▼

軍用手票(ぐんようしゅひょう)

(画像出典:wiki「千円紙幣」)
(画像出典:wiki「千円紙幣」)

通称「軍票(ぐんぴょう)」と呼ばれる軍用手票(ぐんようしゅひょう)。

その名から想像できるように「軍隊の代用貨幣」です。いかにも便宜的に発行したような見た目をしています。

▼軍用手票の概要・相場を調べる▼

古金銀(こきんぎん)

草文二分判
(画像出典:wiki「二分金」)

古金銀(こきんぎん)の特徴は「金銀で作られていること」と「四角形」であることです。

ユニークな模様が入っているものも多く、ぱっと見た感じで「この種類かも」と分かりやすいかもしれません。

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丁銀(ちょうぎん)

元禄丁銀
(画像出典:wiki「元禄丁銀」)

古金銀(こきんぎん)でも銀貨はありますが、丁銀(ちょうぎん)はのっぺりした細長い形が特徴です。そのほか丁銀の表面には同じマークがいくつも押してあります。

棒を平たくしたような古銭をお持ちの方は丁銀をチェックしてみましょう。

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大判(おおばん)

天正大判
(画像出典:wiki「天正大判」)

大判は誰しも知っている古銭かと思います。似たような種類には有名な「小判」もあります。

ここではカテゴリーとして「大判」のほか「小判」、そして「銀判」というものを設けています。

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小判(こばん)

小判

小判については大判と同じく知らない人はいないでしょう。

時代劇でもよく見かけるお金ですが、古銭としての価値も高く、高額買取の期待もできます。

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銀判(ぎんばん)

盛岡銀判
(画像:wiki「盛岡銀判」)

大判、小判と似たような形をしている銀判(ぎんばん)。

金ぴかの大判・小判とは違ってあんまり有名そうじゃないし、銀だから価値はないの?と思いたくなりますが、実は希少価値が高く、高額買取されています。

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記念コイン(きねんこいん)

記念硬貨セット
(画像出典:造幣局)

記念コインというけれど、記念ってどんなイベント?と疑問に思うかもしれません。ここでいう記念コインとは国家的なビックイベントで発行されたコインのことです。

イベント内容が分かるようなデザインなので、記念コイン内の種類の判別も分かりやすいです。

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海外・外国硬貨(かいがい・がいこくこうか)

アメリカ合衆国ドル
(画像出典:wiki「アメリカ合衆国ドル」)

海外・外国の硬貨も古いものや希少性の高い者は高額でやり取りされます。

ここでいう海外・外国硬貨は主に金貨(銀貨)をさしますが、カテゴリーとしては次の「金貨」や「銀貨・銅貨」というものも設けています。

▼海外・外国硬貨の概要・相場を調べる▼

金貨(きんか)

(画像出典:wiki「日本の金貨」)
(画像出典:wiki「日本の金貨」)

金貨といえばなんとなく西洋的なイメージを浮かべますが、金をメインで作った通貨ですから、小判も金貨です。この項目では日本・海外どちらの金貨も一つのグループとして扱っています。

例えば日本の金ぴかのもので、大判でも小判でもないし、古金銀でも記念コインでもない…といったものをお持ちであれば、まずはここをチェックしてみましょう。

▼金貨の概要・相場を調べる▼

銀貨・銅貨(ぎんか・どうか)

1圓銀貨幣(旧)
(画像出典:wiki「日本の銀貨」)

銀貨・銅貨についても、日本海外とわずどちらもあり、先に説明した棒を平べったくしたような丁銀も銀貨の一種です。

金貨同様、他のカテゴリーから該当するか考えてみて、そうでない銀や銅の貨幣をお持ちの方はここを調べてみましょう。

▼銀貨・銅貨の概要・相場を調べる▼

中国貨幣(ちゅうごくかへい)

wiki「中国の貨幣制度史」
(画像出典:wiki「中国の貨幣制度史」)

中国と日本は歴史的な背景から文化的に類似した点がたくさんあるので、中国貨幣と日本の貨幣と見分けがつくかな?と思うかもしれません。

事実、中国貨幣のなかには日本の穴銭と似たり寄ったりなものもありますが、その一方で、ユニークな形状の貨幣もあります。

日本の古銭に該当するものがなさそうだという方は中国貨幣を調べてみましょう。

▼中国貨幣の概要・相場を調べる▼

現代貨幣(げんだいかへい)

色々な種類の硬貨

現代貨幣も古銭買取で取引されています。

いわゆる「ギザ十」なんかもこのグループです。貴重な千円札かも?と気になる方はどのような現代紙幣が価値が高いか調べてみましょう。

▼現代貨幣の概要・相場を調べる▼

プルーフ硬貨(ぷるーふこうか)

造幣局「通常プルーフ貨幣セット」
(画像出典:造幣局「通常プルーフ貨幣セット」)

どこかしら立派な響きのするプルーフ硬貨ですが、これは「コレクション用に特殊処理されたコイン」のことをさします。

先に説明した記念コインと関係するものもありますが、例えばイベントものではなく、毎年定期的に販売される通常貨幣のプルーフ貨幣もあります。

また、「ミントセット」と混同されがちですが別物です(詳しくは概要で解説します)。

▼プルーフ硬貨の概要・相場を調べる▼

【穴銭・絵銭】の概要・相場価値

(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/皇朝十二銭」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/皇朝十二銭」)

硬貨の穴の開いたものを「穴銭(あなせん)」といい、誰もが知っている50円玉もその一つです。

古銭のなかで有名なものといえば、「和同開珎」や「寛永通宝」などがあります。穴銭の種類は大きなグループ分けだけで30種類以上あります。

【代表的な穴銭】
皇朝十二銭(こうちょうじゅうにせん) 慶長通宝(けいちょうつうほう)
寛永通宝(かんえいつうほう) 元豊通宝(げんぽうつうほう)
天保通宝(てんぽうつうほう) 天正通宝(てんしょうつうほう)
文久永宝(ぶんきゅうえいほう) 長崎貿易銭(ながさきぼうえきせん)
永楽通宝(えいらくつうほう) 地方貨幣

その文字を見てどの穴銭かを識別することは可能ですが、なかには一つの穴銭を文字の形などからさらに細かく分類し、それによって価値が鑑定されるものもあります。

つまり、一見同じものでも買取価格に大きな格差があるケースもあるということです。

「絵銭(えせん)」はおもちゃの貨幣で、絵が鋳られている硬貨です。穴銭型のものや小判型のものなどがあり、なかには絵のないタイプのものもあります。

古銭『穴銭・絵銭』の記事一覧

穴銭・絵銭の買取価格の一例

まずは有名な「寛永通宝」の買取相場をご紹介します。寛永通宝の種類は200種類以上という多さです。

寛永通宝の「[新寛永]正字背文(せいじはいぶん)」の相場は以下のようになっています。

【寛永通宝 正字背文】

寛永通宝 時代 江戸時代/1688年
価値 D
相場 1~499円
素材 銅・白銅・鉄
画像出典 wiki「寛永通宝」

これは希少性も低く、買取額としては低いです。

しかし例えば寛永通宝のなかでも「二水永」というものはレアな古銭で次のように買取額がまったく違うことが分かります。

【寛永通宝 二水永】

二水永 時代 江戸時代/1626年
価値 A
相場 10,000~49,999円
素材 銅・鉄・真鍮
画像出典 wiki「寛永通宝」

このように希少価値が高いものは高額買取が期待でき、なかにはたった一つの穴銭が数十万、数百万円というものもあります。

【旧紙幣】の概要・相場価値

(画像出典:楽天「不換紙幣」)
(画像出典:楽天「不換紙幣」)

日本では現在までに53種類の銀行券が発行されていますが、今では発行されていないものを旧紙幣といいます。

種類としては十銭、二十銭など1円未満の小額通貨、1円、10円、20円、1000円、10000円などがあります。

【旧紙幣】
5銭札 50円券
10銭札 100円券
20銭札 200円券
50銭札 500円券
1円券 1000円券
 5円券 5000円券
10円券 10000円券

この日本銀行券は明治、大正、昭和、平成、現在と変遷していきますが、大きな改刷があると呼び名が変わっています。

明治30年~太平洋戦争開戦までは「甲、乙、丙、丁」、戦時中は「い、ろ、は」、戦後は「A、B、C.」と改札時期によって呼び名が違います。

例えば聖徳太子の100円札は1930年~1956年まで発行されましたが、その種類の数は4つで「乙号券」、「い号券」、「ろ号券」、「A号券」です。

旧紙幣の記事一覧

旧紙幣の買取価格の一例

先に例として挙げた聖徳太子の100円札で買取価格を見てみましょう。

聖徳太子の100円札は「乙号券」、「い号券」、「ろ号券」、「A号券」の4種類があるので、それぞれ並べてみます。

【100円札(聖徳太子・乙号券)】

100円札(聖徳太子・乙号券) 時代 1930年~1946年
価値 C
相場 3,000円以上
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

【100円札(聖徳太子・い号券)】

100円札(聖徳太子・い号券) 時代 1944年~1946年
価値 C
相場 5,000円
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

【100円札(聖徳太子・ろ号券)】

100円札(聖徳太子・ろ号券) 時代 1945年~1946年
価値 C
相場 15,000円
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

【100円札(聖徳太子・A号券)】

100円札(聖徳太子・A号券) 時代 1946年~1956年
価値 C
相場 1,500円前後
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

「乙号券」、「い号券」、「ろ号券」、「A号券」という順で時代が新しくなりますが、相場を見ると古い時代の方が価値が高いというわけでもないのが分かります。

この場合「ろ号券」が最も高額になっていますが、その理由は発行開始から短期間で通用停止日を迎えており、希少性が高いからです。

このように時代の古さ、数量、状態、ゾロ目やエラー銭など様々な面から価値づけられます。また、今でもお金として価値がある旧紙幣については買取についても額面額よりも低くなることはありません。

【古紙幣】の概要・相場価値

太政官札
(画像出典:wiki「太政官札」)

ここでは古紙幣(こしへい)を旧紙幣と区別しています。旧紙幣は100円札など今でも額面通りに通用しますが、古紙幣は「すでにお金としての価値がなくなった古い紙幣」というグループとしています。

具体的には江戸時代の「藩札(はんさつ)・金札(きんさつ)」などが古紙幣の一種で、これは藩単位で発行された紙幣です。

藩札は日本の約80%の藩が発行していたそうで、越前福井藩札、和歌山藩札などその種類は200以上にものぼるとされています。

【代表的な古紙幣】
越前福井藩札(えちぜんふくいはんさつ) 太政官札(だじょうかんさつ)
和歌山藩札(わかやまはんさつ)
峰山藩札(みねやまはんさつ)
小諸藩札(こもろはんさつ)
上田藩札(うえだはんさつ)

藩札・金札のほか、「太政官札(だじょうかんさつ)」というのも古紙幣にあたります。これは明治政府による政府紙幣であり、10両、5両、1両、1分、1朱の5種類がありました。これは円を軸とした新紙幣とは別物です。

古紙幣は古い時代のもののうえ、日本銀行券のような材質や製造にこだわった紙幣ではないので、状態が悪いものが多いです。

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(画像出典:wiki「十銭紙幣」)

古紙幣の買取価格の一例

ここでは藩札の一つである「越前福井藩札」と政府紙幣である「太政官札」の買取相場について見てみましょう。

【藩札 越前福井藩(はんさつ えちぜんふくいはん)】

藩札 越前福井藩 時代 江戸時代/1661年
価値 C
相場 数千円~数万円
素材
画像出典 福井藩札と江戸時代の貨幣

【太政官札(だじょうかんさつ)】

太政官札 時代 明治時代/1872年
価値 C
相場 10,000円~49,999円
素材
画像出典 wiki「太政官札」

繰り返しになりますが、古紙幣は保存状態の悪いものが多く、破れ、折り目、シミなどの汚れが目立つようなものだと買取価格に悪い影響を与えてしまいます。

また、藩札には数多くの種類がありますが、その種類によってもニーズの高さも異なり、買取価格には幅があります。

【軍用手票】の概要・相場価値

(画像出典:wiki「千円紙幣」)
(画像出典:wiki「軍用手票」)

軍用手票(ぐんようしゅひょう)、通称「軍票(ぐんぴょう)」と呼ばれる「軍隊の代用貨幣」。

戦時中、占領した土地にいる軍隊は食料などの物資を現地調達する必要があります。これを強制的な徴発として行うのはよくないので、軍票で物資を購入するという形がとられるようになりました。

【有名な軍用手票】
承恵社札(しょうけいしゃさつ) シベリア出兵軍票
西郷札(さいごうさつ) 日華事変軍票(にっかじへんぐんぴょう)
日清戦争軍票 大東亜戦争軍票(だいとうあせんそうぐんぴょう)
日露戦争軍票 在日米軍軍票
青島出兵軍票(ちんたおしゅっぺいぐんぴょう)

近代以降、日本の軍隊だけ見ても様々な時代に様々な土地で戦争を行っているので、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵、日中戦争などの軍票、太平洋戦争時のフィリピンやビルマでのもの、または日本の敗戦後、GHQが発行したものと種類は少なくありません。

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(画像出典:wiki「千円紙幣」)

軍用手票の買取価格の一例

ここでは日本初の軍用手票である西南戦争時に西郷軍が発行した軍票と日露戦争軍票の買取相場をご紹介します。

【承恵社札(しょうけいしゃさつ)】

承恵社札 時代 1877年
価値 A
相場 数万~数十万円
素材
画像出典 ウルトラバイヤー

【日露戦争軍票】

日露戦争軍票 時代 1905年
価値 A
相場 数万円~数十万円
素材
画像出典 日本と軍票「軍用切符」

軍用手票の買取相場は総じて、高値で取引されやすい傾向があります。また、他の古銭と同様、保存状態がよければその分、高額買取の可能性が高くなります。

【古金銀】の概要・相場価値

二朱金
(画像出典:wiki「二朱金」)

古金銀は江戸時代から明治時代にかけて流通していた金貨と銀貨の総称です。

この最古のものは1601年に発行されたとされ、1869年までの268年間もの長さで流通していたので、その種類も膨大な数が存在します。

【古金銀の種類】
一分金(いちぶきん) 一分銀(いちぶぎん)
二分金(にぶきん) 一朱銀(いっしゅぎん)
一朱金(いっしゅきん) 二朱銀(にしゅぎん)
二朱金(にしゅきん)

古金銀の名称を見ると「一分金(いちぶきん)」「一朱金(いっしゅきん)」「一分銀(いちぶぎん)」などという言葉ができてきます。

「一分金(いちぶきん)」という金貨はその4枚で小判1枚(1両)に交換できました。「二分金(にぶきん)」という金貨は1両の2分の1にあたる貨幣です。

「一朱金(いっしゅきん)」は1両の16分の1。「二朱金(にしゅきん)」は1両の8分の1にあたる金貨です。

「一分銀(いちぶぎん)」という銀貨は変な感じがしますが、一分金と同じ価値。「二朱銀(にしゅぎん)」という銀貨も、「二朱金(にしゅきん)」と同じ価値とされました。一朱銀(いっしゅぎん)も一朱金(いっしゅきん)と同様という具合です。

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二朱銀

古金銀の買取価格の一例

ここでは「一分金(いちぶきん)」と「一分銀(いちぶぎん)」からそれぞれ一種類の相場をご紹介しておきます。

【慶長一分判金(けいちょういちぶばんきん)】

慶長一分判金 時代 1601年~1695年
価値 高額買取
相場 約30,000~1,000,000円
素材
画像出典 wiki「一分金」

【天保一分銀(てんぽういちぶぎん)】

天保一分銀 時代 1837年~1854年
価値 C
相場 8,000円前後
素材 金0.21%・銀98.66%・雑0.93%
画像出典 wiki「一分銀」

古金銀は高額買取されるものが多いです。銀貨よりも金貨の方は値打ちが高く、さらには二分金よりも一分金の方が相場が高いです。

二分金は一分金と比べると金の含有量が低く、そのように古銭的価値だけでなく、貴金属的な価値なども総合して評価されます。

【丁銀】の概要・相場価値

慶長丁銀
(画像出典:wiki「慶長丁銀」)

丁銀(ちょうぎん)は室町時代の好機から明治維新まで流通した銀貨で、主に商取引で用いられました。ナマコ形と呼ばれる棒状に極印と呼ばれるマークがいくつも打たれているのが特徴です。

【丁銀】
慶長丁銀(けいちょう) 元禄丁銀(げんろく)
宝永二ツ宝丁銀(ほうえいふたつほう) 宝永永字丁銀(ほうえいえいじ)
宝永三ツ宝丁銀(ほうえいみつほう) 宝永四ツ宝丁銀(ほうえいよつほう)
享保丁銀(きょうほう) 元文丁銀(げんぶん)
文政丁銀(ぶんせい) 天保丁銀(てんぽう)
安政丁銀(あんせい)

江戸時代に鋳造された丁銀の種類は11種類。慶長丁銀は銀含有率が80%、宝永永字丁銀は40%、といったようにすべての種類で銀含有率はどれも異なります。

貴金属的な価値でみれば「銀含有率が少ないタイプの丁銀は買取も安い?」と疑問に思いますが、そんなことはありません。

さきに挙げた宝永永字丁銀でいえば、他の丁銀と比べて圧倒的に鋳造量が少なく、レアものとして高い値打ちを持っています。

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元禄丁銀

丁銀の買取価格の一例

ここでは年代的に最初の「慶長丁銀(けいちょう)」と、最後の「安政丁銀(あんせい)」の買取相場をご紹介します。

【慶長丁銀】

慶長丁銀 時代 1601年~1695年
価値 A
相場 30万~50万円
素材 銀、その他
画像出典 wiki「慶長丁銀」

【安政丁銀】

安政丁銀 時代 1859年~1865年
価値 A
相場 1万~3万円
素材 銀、その他
画像出典 wiki「安政丁銀」

江戸期の丁銀は全11種類といいましたが、それぞれが複数の種類を持っています。例えば慶長丁銀であれば、「古鋳」「前期」「後期」「12面丁銀」「大黒丁銀」「沢潟丁銀」に分類されます。

丁銀は総じて高値で買取されている古銭です。とくに希少価値の高い丁銀をお持ちの方は、想像以上に高く売却できた!と驚く結果になるかもしれません。

【大判】の概要・相場価値

慶長大判
(画像出典:wiki「慶長大判」)

大判の歴史は16世紀から始まり、豊臣秀吉の命によって製造したのがスタートとされています。

小判とどう違うの?と疑問に思いますが、サイズの大小だけでなく、用途目的も違いました。小判は日常的な通貨として、大判は戦の功績に対する恩賞や贈答用として主に用いられました。

【大判】
天正大判金
:天正菱大判金(てんしょうひしおおばんきん)
天正大判金
:天正長大判金(てんしょうながおおばんきん)
天正大判金
:大仏大判金(だいぶつおおばんきん)
慶長大判金(5種)
慶長大判金
:慶長笹書大判金(けいちょうささがきおおばんきん)
慶長大判金
:明暦判(めいれきばん)
元禄大判金(げんろく) 享保大判金(きょうほう)
天保大判金(てんぽう) 万延大判金(まんえん)

大判の種類を大別すると、「天正大判金(てんしょうおおばんきん)」という1588年~1612年の3種類、「慶長大判金(けいちょうおおばんきん)」という1601年頃~1673年頃の3種類、それ以降の1695年~1862年までの4種類になります。

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慶長大判

大判の買取価格の一例

ここでは慶長大判の中でも人気の高い「慶長笹書大判金」の買取相場を挙げておきたいと思います。

【慶長笹書大判金(けいちょうささがきおおばんきん)】

慶長笹書大判金 時代 1601~1695年
価値 S
相場 1,000万~2,500万円
素材 金672・銀294・雑34
画像出典 wiki「慶長大判」

ほかのカテゴリーの古銭と比較しても意味はないかもしれませんが、様々な古銭の買取相場のなかでも第一位といっても過言ではないほど、大判はかなり高額な値段でやり取りされています。

【小判】の概要・相場価値

小判

大判の項目でも説明しましたが、小判は一般的な通貨として、大判は恩賞や贈答用として使われていました。そういう事情もあって大判より小判の方が流通量は多いです。

イメージ的に小判が先に誕生し、大判があとにつづく感じがしますが、実際は大判が先(1588~)になります。

最も古い小判は「駿河墨書小判(するがすみがきこばん)」と呼ばれる安土桃山時代(1595年)のもので、現在確認できるのはほんの数枚でレア中のレア物です。

いわゆる一般的な「小判」といえば江戸時代(1601~)から始まりました。

【小判】
慶長小判(けいちょう) 元禄小判(げんろく)
宝永小判(ほうえい) 正徳小判(しょうとく)
享保小判(きょうほう) 元文小判(げんぶん)
文政小判(ぶんせい) 天保小判(てんぽう)
安政小判(あんせい) 万延小判(まんえん)

小判のなかでも、すべてを見比べればそのサイズも大小が際立って違います。

また、ひとつの種類のなかでも細かく分類できるものがほとんどで、例えば慶長小判では「古鋳」、「江戸座」、「京座」、「駿河座」といった区別があり、それぞれによって値打ちも変わってきます。

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小判

小判の買取価格の一例

ここでは最初の江戸小判である「慶長小判」と、日本最後の小判であり小判のなかでもっともサイズの小さな「万延小判」の買取相場を見てみましょう。

【慶長小判金(けいちょう)】

慶長小判金 時代 1601年
価値 S
相場 1,000,000円~
素材
画像出典 日本銀行金融研究所「江戸期小判の品位をめぐる問題と非破壊分析結果について」

【万延小判金(まんえん)】

万延小判金 時代 1860年
価値 A
相場 100,000~500,000円
素材
画像出典 日本銀行金融研究所「江戸期小判の品位をめぐる問題と非破壊分析結果について」

大判に比べると、買取相場は落ちますが、それでも他の古銭と比べると上位に入る高値で取引されています。

小判の種類によっても買取価格には大きな差がありますが、おおむねしっかりした値がつけられています。

【銀判】の概要・相場価値

秋田銀判
(画像出典:wiki「秋田銀判」)

銀判(ぎんばん)は地方貨幣で、幕末ころ、一部の藩で鋳造されていました。

別の箇所で触れた藩独自のお金に「藩札(はんさつ)」というものがありますが、そちらは「紙幣」となります。銀判は文字通り、見た目通りに銀の貨幣です。

【銀判】
盛岡銀判 秋田銀判
会津銀判(あいづ)

ここに挙げたものが有名な銀判です。例えば盛岡銀判は1986年、戊辰戦争の軍資金調達のために発行されました。

種類は2種類あり、一方は試作のための試鋳貨幣であり、現存1、2枚とされています。このように銀判は希少価値が高い古銭になります。

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盛岡銀判

銀判の買取価格の一例

ここでは会津銀判の買取価値を見てみましょう。

【会津銀判(あいづぎんばん)】

会津銀判 時代 1862年
価値 A
相場 高額買取
素材
画像出典 TV東京「なんでも鑑定団」

金である大判・小判と比べると、銀判は価値がそれほど低そうに感じられますが、希少価値の高いものは高額でやり取りされています。

小判じゃないから!と粗末に保存したり処分したりすると、もったいないことになるかもしれませんから、銀判も大事に扱って、高額買取を期待して査定してみるといいでしょう。

【記念コイン】の概要・相場価値

記念硬貨を持った手

世の中にはあらゆる記念がありますが、いわゆる記念コイン・記念硬貨・記念貨幣などと呼ばれるものは国家的な出来事を記念して発行されたものです。

当然、国の数だけ記念があり、各国の記念コインがあります。その歴史はかなり古く、西洋では古代ローマ帝国の時代から存在しています。

おもしろいのは日本では1984年、「東京オリンピック記念貨幣」が始まりなので、記念貨幣の歴史はとても浅いです。

【有名な日本の記念コイン】
東京オリンピック記念(1964年) 天皇陛下御在位20年記念(2009年)
天皇陛下御在位60年記念(1986-1987年) 東日本大震災復興事業記念(2015年)
天皇陛下御即位記念(1990-1991年) 新幹線鉄道開業50周年記念貨幣(2016年)
皇太子殿下御成婚記念(1993年) 2020年東京オリンピック・パラリンピック記念(2018-2020年)
長野オリンピック記念(1997-1998年) 天皇陛下御即位記念(2019年)
【世界の記念コイン】
アメリカ:50州25セント硬貨 (1999–2008) ユーロ:2ユーロ記念硬貨(2004年-)
アメリカ:大統領1ドル硬貨 (2007–2016) フランス:フランス革命200年記念金貨(1989年)
アメリカ・パナマ:パナマ・パシフィック金貨(1915年) イギリス:500周年記念ソブリン金貨(1989年)
カナダ:メープルリーフ金貨(1979年~) ロシア:モスクワオリンピック記念100ルーブル金貨(1977年-1980年)
カナダ:モントリオール五輪 100ドル金貨(1976年) 中国:中華民国十五年記念 張作霖金貨(不明)

ここで挙げた日本の記念硬貨はごく一部です。日本、海外どちらも膨大な種類の記念コインがあります。

『記念コイン』の記事一覧

記念コインの買取価格の一例

ここでは日本とアメリカの記念コインの買取相場をひとつずつご紹介します。

【東京五輪記念貨幣100円銀貨】

東京五輪記念貨幣100円銀貨 時代 1964年9月21日
価値 B
相場 100円~400円
素材 銀60%、銅30%、亜鉛10%
画像出典 wiki「東京オリンピック記念貨幣」

【50州25セント硬貨】

50州25セント硬貨 時代 平成/1999年
価値 C
相場 1~499円
素材 銅・ニッケル
画像出典 wiki「50州25セント硬貨」

日本の記念コインのなかにはほぼ額面通りというものがたくさんあります。記念貨幣の歴史が浅く、大量に流通しているものも多いからです。

海外の記念コインでも同じ相場感覚のものもありますが、日本のものよりも高価買取を期待できるものはたくさんあります。

【海外・外国硬貨】の概要・相場価値

メイプルリーフ金貨
(画像出典:wiki「メイプルリーフ金貨」)

海外の硬貨に馴染みあるという方はそれほど多くはないと思いますので、先述の記念コインと区別がややこしいかもしれません。

まとめてご紹介しても問題はありませんが、このグループでは海外の通常の硬貨という枠組みでまとめておきました。

【世界の硬貨】
アメリカ:セントゴーデンズ金貨(1907~1933年) 南アフリカ共和国:クルーガーランド金貨(1892~1900年)
カナダ:メープルリーフ金貨(1979年~) ロシア:10ルーブル金貨 ニコライ2世(1894年-1917年)
イギリス:ソブリン金貨(1817年~) オーストリア:ウィーン金貨(1989年~)
フランス:ナポレオン金貨(1857年) スイス:ブレネリ 100フラン(1900年代)
オーストラリア:カンガルー金貨(1989年~) イタリア:ウンベルト1世100リラ(1878年-1900年)

外国硬貨といえば一般的には金貨がメインとなります。世界には200近くもの国があり、国の数だけコインは存在します。

海外・外国硬貨の買取価格の一例

ここではアメリカの硬貨の相場を挙げておきます。

【ケネディコイン】

アメリカ合衆国ドル 時代 1964年~
価値 D
相場 100~1,000円
素材
画像出典 wiki「50セント硬貨」

【イーグル金貨】

イーグル金貨 時代 昭和時代/1986年
価値 D
相場 100,000~499,999円
素材
画像出典 wiki「イーグル金貨」

ケネディコインなど日常的に使用されているもののほか、地金型金貨と呼ばれるものもあります。

地金型金貨とは、投資用に発行されている金貨の一種のことです。この地金型金貨については次の「金貨」でもまとめて扱っています。

イーグル金貨は地金型金貨にあたります。カナダのメープルリーフ金貨、イギリスのブリタニア金貨、中国のパンダ金貨、オーストラリアのカンガルー金貨、南アフリカ共和国のクルーガーランド金貨などもそうです。

【金貨】の概要・相場価値

2圓金貨幣
(画像出典:wiki「日本の金貨」)

これまで見た「海外・外国硬貨」などでも金貨が登場しましたが、日本にも金貨は存在します。大判・小判、古金銀も金貨ですし、記念コインのなかにも金貨はあります。

以下のように日本の硬貨のなかでもこれまでの解説でまだ出てきていない金貨もあります。

【日本の金貨】
1円金貨 大判
2円金貨 小判
5円金貨 古金銀
10円金貨 記念金貨
20円金貨

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(画像出典:wiki「日本の金貨」)
【地金型金貨】
カナダ:メイプルリーフ金貨 中国:パンダ金貨
アメリカ:イーグル金貨 南アフリカ:クルーガーランド金貨
アメリカ:バッファロー金貨 オーストリア:ウィーン金貨
オーストラリア:カンガルー金貨 イギリス:ブリタニア金貨
オーストラリア:ナゲット金貨

あまり見かけたことがないはずですが、日本でも1円金貨(一圓金貨幣)のような金貨がありました。ちなみに、1円には銀貨などもあります。

このカテゴリーでの海外の金貨は「地金型金貨」に限定しています。

繰り返しになりますが地金型金貨とは「投資用に発行」されている金貨の一種のことです。不動産や株、そして金の延べ棒である金地金(きんじがね)と同じように投資対象とされている金貨です。

一般的なコレクション金貨は希少性や人気などが取引価格に影響を与えますが、「地金型金貨」の場合には地金価格に連動して価格が変動しています。

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(画像出典:wiki「日本の金貨」)

金貨の買取価格の一例

ここでの買取価格の一例として日本の1円金貨(一圓金貨幣)、20円金貨をご紹介します。

【1円金貨(一圓金貨幣)】

1円金貨(一圓金貨幣) 時代 1871年~1880年
価値 C
相場 5,000円~2万円
素材
画像出典 wiki「日本の金貨」

【旧20円硬貨&金貨】

旧20円硬貨&金貨 時代 1870年~1880年
価値 A
相場 200万円~400万円
素材 金・銅
画像出典 wiki「日本の金貨」

1円や10円と聞くと買取相場は低そうに思えますが、やはり金貨だけあって高額な値が期待できるものが多いです。

【銀貨・銅貨】の概要・相場価値

貿易銀
(画像出典:wiki「日本の銀貨」)

銀貨・銅貨は古くから金貨とともに世界各国で流通していました。

先にご紹介した「記念コイン」や「海外・外国硬貨」のなかにも銀貨・銅貨は含んでいますし、日本の古銭の「丁銀」「古金銀」なども銀貨の一種です。

【日本の銀貨】
5銭銀貨 100円銀貨
10銭銀貨 丁銀
20銭銀貨 古金銀
50銭銀貨 記念銀貨
1円銀貨 貿易銀

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100円硬貨
【日本の銅貨】
1銭銅貨 5厘銅貨
2銭銅貨 半銭銅貨
5銭銅貨 記念銅貨
10銭銅貨
1厘銅貨

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日本の銀貨
【地金型銀貨・世界の銀貨(銅貨)】
アメリカ:イーグル銀貨 古代ギリシャ:テトラドラクマ銀貨
カナダ:メイプルリーフ銀貨 アルゼンチン:太陽 8レアル銀貨
オーストラリア:コアラ銀貨 ビルマ:1チャット銀貨
イギリス:ブリタニア銀貨 セイロン:スティーバー銅貨
オーストリア:ウィーン・フィル銀貨 イギリス:ペニー銅貨(トークン) 1796年

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メイプル銀貨

ここで取りあげているのは、通常仕様される通貨だけでなく、金貨の場合と同様、「地金型銀貨」というものもご紹介しています。地金型銀貨とは投資目的で発行された銀貨のことです。

例えば中世イタリア、ヴェネツィアの「16ソルディ銀貨(1501-1521)」というものが売買されていますが、これはアンティークコインとしての価値づけがされています。

つまりこの種類が今でも大量に存在していたり、歴史的な価値やコレクション的な人気がなかったりすると、コインの価格も下落します。

一方、地金型銀貨は現在まで毎年発行しているのが一般的で、希少性という点においては価値はないことになります。

しかし「資産としての銀貨」であるため、収集用のコインのような価格変動はありません。「地金型銀貨」の場合には日々の銀相場に連動した市場価格で売り買いされます。

銀貨・銅貨の買取価格の一例

ここでは日本の一円銀貨、半銭銅貨の買取相場を見てみましょう。

【一円銀貨(旧一円銀貨)】

1圓銀貨幣(旧) 時代 明治3年発行
価値 A
相場 3000円~100万円
素材 銀900・銅100
画像出典 wiki「日本の銀貨」

【半銭銅貨(はんせんどうか)】

半銭硬貨 時代 明治6年発行
価値 C
相場 100円~2万円
素材 銅980・錫10・亜鉛10
画像出典 wiki「日本の補助貨幣」

うえの銀貨にしても銅貨にしても、同じ種類であるのに価格に幅があるのが分かります。

これは発行年度によってレア度も変わってくるからで、一円銀貨(旧一円銀貨)の場合には明治20年以前に発行されたものは高い価値があるとされ、半銭銅貨(はんせんどうか)の場合には、明治10年発行と明治12年発行のものが希少価値があります。

【中国貨幣】の概要・相場価値

交子
(画像出典:wiki「交子」)

中国の貨幣は主に、銅貨・紙幣・銀貨でした。長い長い歴史を持つ国なので、貨幣の特色も様々です。

【中国貨幣】
殷~周 貝貨・青銅貨
秦~漢 銅貨・金・布
後漢~唐 銅貨・布
紙幣・銅貨・鉄貨
紙幣・銀貨
明~清 紙幣・銅貨・銀貨
中華民国 紙幣・銀貨
中華人民共和国 紙幣・硬貨

宋の時代(960年-1279年)に紙幣が登場していますが、これは世界初の紙幣とされています。紙幣の名は「交子(こうし)」といいます。

縦長の紙で、見た目は絵葉書やポストカードみたいな感じですが、その体裁は時代がくだって近代までずっと続きます。

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wiki「中国の貨幣制度史」
【代表的な中国貨幣】
青銅貨幣:環銭(かんせん) 環銭:貨泉 王莽銭(かせん おうもうせん)
青銅貨幣:蟻鼻銭(ぎびせん) 環銭:半両銭(はんりょうせん)
青銅貨幣:刀貨(とうか) 紙幣:交子・会子(こうし かいし)
青銅貨幣:布貨(ふか) 紙幣:交鈔 中統元宝交鈔
(こうしょう ちゅうとうげんぽうこうしょう)
環銭:五銖銭(ごしゅせん) 紙幣:法幣(ほいへい)

五銖銭(ごしゅせん)など穴のあいた環銭は日本の穴銭といわば兄弟姉妹のようにそっくりですが、青銅貨幣については刀の形をした刀貨(とうか)などユニークなものが多いです。

中国貨幣の買取価格の一例

ここでは「貨泉 王莽銭(かせん おうもうせん)」と「刀貨(とうか)」をピックアップしておきます。

【貨泉 王莽銭(かせん おうもうせん)】

貨泉 王莽銭 時代 紀元8年
価値 B
相場 100~1,000円
素材
画像出典 wiki「中国の貨幣制度史」

【刀貨(とうか)】

刀貨 時代 不明
価値 B
相場 1,000~1万円
素材 青銅
画像出典 wiki「刀銭」

収集目的の古銭では「手に入れたい!」とみなが欲しがっているかどうかによって価格を左右する面も大きいです。

中国貨幣のなかにも「同じ金額を出すなら日本の○○という古銭が欲しい」といった傾向にある古銭の場合には低めの相場となってしまいます。

【現代貨幣】の概要・相場価値

(画像出典:wiki「千円紙幣」)
(画像出典:wiki「千円紙幣」)

現代貨幣のなかにも額面以上の値がつけられる紙幣・硬貨があります。プレミア硬貨・プレミア紙幣などと呼んだりします。

【買取対象の現代貨幣】
1円玉 500円玉
5円玉 1,000円札
10円玉 5,000円札
50円玉 10,000円札
100円玉

誰もが知っているギザギザの十円玉であるギザ十のほか、穴の位置のズレたエラーコインや、印刷ミスのエラー紙幣などもあります。

また一見、価値がなさそうに見える硬貨が実は発行枚数が少なくて希少なプレミアコインであるというものあります。

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現代貨幣の買取価格の一例

ここではエラーコインの「穴なし硬貨」と「一番」と呼ばれる紙幣番号が(000001)のプレミア紙幣の買取相場を見てみましょう。

【穴なし(穴が開いていない硬貨)】

(画像出典:楽天「穴なし硬貨」) 時代 昭和~平成
価値
相場 200,000円~
素材
画像出典 楽天「紅林コイン」

【一番】

1番の千円 時代 紙幣による
価値
相場 10,000円~
素材
画像出典 楽天「紅林コイン」

お札の額面と比較すると、驚くほど価値を持っています。現代貨幣のレアものはぱっと見て特徴的なものが多いですが、注意しないと区別がつきにくいものもあります。

「穴なし硬貨」については、「昭和24以前の5円玉」と「昭和33年以前の50円玉」はもともと穴なしのデザインなので、これはエラーコインとはいえません。

【プルーフ硬貨】の概要・相場価値

造幣局「プルーフ貨幣セット」
(画像出典:造幣局「プルーフ貨幣セット」)

プルーフ硬貨(貨幣)とは収集用として特殊処理されたコインのことです。

大雑把な言い方をすれば、通常の貨幣とは違って保存や鑑賞に配慮して特別にピカピカに磨かれたコインに仕上げて発行されています。プルーフ貨幣は入れ物に収めてセットとして販売されます。

このプルーフ貨幣は種類が多いので、以下いくつかをご紹介しておきます。

【主なプルーフ貨幣】
通常プルーフ貨幣セット 記念プルーフ貨幣セット:ウルトラマンシリーズ放送開始 50年記念
記念プルーフ貨幣セット:江戸開府 400年記念 地方自治法施行60周年記念貨幣
記念プルーフ貨幣セット:造幣東京フェア2011 貨幣史アルバム:金座・銀座一両セット
記念プルーフ貨幣セット:世界遺産 法隆寺 貨幣史アルバム:日本貨幣史大全
記念プルーフ貨幣セット:桜の通り抜け 貨幣史アルバム:日本紙幣史総覧

プルーフ硬貨と同じ扱いをされて混同されがちなのが「記念硬貨」や「ミントセット」です。

記念硬貨は国家的なビッグイベントの際に発行されるものですが、プルーフ硬貨は「通常プルーフ貨幣セット」のように毎年定期的に発行されているものもあります。もちろん、記念硬貨とまったく関連性がないわけでもありません。

例えば天皇陛下のご即位という国家的な記念の際、「天皇陛下御即位記念貨幣」が発行されましたが、この記念硬貨にも種類があって、白銅貨のほかに「プルーフ金貨」バージョンがあります。

ミントセットについては「硬貨をケースに収納して販売された貨幣セット」のことをさします。なかの硬貨はピカピカに磨いたプルーフ硬貨に限定されているわけではありません。

もしプルーフコインがケースに収納された貨幣セットであれば、そちらはミントセットではなくプルーフセットになります。

【全4種類】プルーフ硬貨の買取価格は?鑑定価値&平均相場まとめ!

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造幣局「通常プルーフ貨幣セット」

プルーフ硬貨の買取価格の一例

ここでは「通常プルーフ貨幣セット」と貨幣史アルバムの一つである「日本貨幣史大全」をご紹介します。

【通常プルーフ貨幣セット】

造幣局「通常プルーフ貨幣セット」 時代 1982年~現在
価値 D
相場 数千円~数万円
素材 貨幣による
画像出典 造幣局「プルーフセット」

【日本貨幣史大全】

貨幣史アルバム 時代 平成
価値 B
相場 10万円~40万円
素材 貨幣による
画像出典 東京書芸館「日本貨幣史大全決定版」

大判・小判などの古銭と比較すると買取価格が数百万円という飛び抜けて高値なものとはいえませんが、日本貨幣史大全のように高額なものもプルーフ貨幣にはあります。

一般的な傾向として、入手困難なものは高額買取されています。

まとめ

色々な種類のお金

この記事では古銭全種類の概要と買取相場を簡単に調べられるようにまとめました。

普段古銭に慣れ親しんでいない方が古銭の買取相場を調べるのはなかなか大変です。そもそもお持ちの古銭が何という種類なのかを見定めるだけでも難しいです。

そこで、少しでも検索しやすいように、まずは古銭のカテゴリーからごく簡単に解説し、つづけて各種類のより詳しい説明と買取相場例をご紹介しました。

素人目では古銭の価値を厳密に鑑定することは不可能かもしれませんが、その入り口として感覚的にでも古銭の価値を把握することを目的として役立ててもらえれば幸いです。