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【最新版】エラーコインの種類一覧!買取価格・価値・平均相場まとめ

お金と電卓

エラーコインというものをご存じでしょうか。文字通り、「失敗した硬貨」という意味で、普段手にしているコインとは異なる特徴を持っています。

このエラーコインは珍しいものですが、もしかすると気づかないだけで財布や貯金箱に入っているという可能性もあります。

エラーコインはとても価値が高くて、買取してもらうとびっくりするような値のつくものもあります。この記事ではエラーコインの種類、買取相場、オークションでの落札状況などについて解説していきます。

 

20241027

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希少性の高いエラーコインは数十万円の値がつくことも?

電卓と日本のお金

エラーコインとは製造中、何かしらのミスが生じて不良品となった硬貨のことです。

貨幣も一般的な商品と同様、市場に流通させる前に厳しく検査を行うのですが、ごく稀に検査を通り抜けてしまうエラーコインがあるようです。

そのため、世に出回っているエラーコインというのはかなり少ない数なので、それだけレアで、高値で取引されています。もし発見できれば、興奮して喜んでいいような代物です。

エラーコインの種類

エラーの状態はひとつでなく、様々なエラーコインが存在します。このエラーの仕方にも、珍しいかどうかということがあり、その種類によっても価値は異なります。

ここでは7タイプのエラーコインをご紹介します。

穴なし 穴の部分がふさがっている
穴ずれ 穴の位置がずれている
刻印ずれ 模様・絵柄がずれている
角度ずれ・傾打ずれ 表面と裏面がずれている
影打ちエラー 両面が同じ模様・絵柄になっている
裏写りエラー 両面(二つ)の模様・絵柄が重なっている
ヘゲエラー 金属のめくれ、いびつな形

実際にどんな見た目をしているのかは次の買取相場と合わせてご紹介します。

多くのタイプのものがぱっと見ても気づきやすいエラーですが、刻印ずれ、角度ずれなどは意識して観察しないと見落としてしまいやすいです。

エラーコインの買取相場

それでは今から7タイプのエラーコインの平均買取価格をご紹介します。

【全7種類】エラーコインの買取相場価格と鑑定価値一覧《画像付き》

1. 穴なし

穴なし(穴が開いていない硬貨) 時代 昭和~平成
価値
相場 200,000円~
素材
画像出典 楽天「紅林コイン」

エラーコインのなかでも高値で買取されている「穴なし」。5円玉や50円玉の穴がふさがっているという特徴的なエラーです。

ただし、「昭和24以前の5円玉」と「昭和33年以前の50円玉」はもとから穴が開いていない図案になっているので、年代の確認は必要です。

2. 穴ずれ

穴ずれ 時代 昭和~平成
価値
相場 50,000円~
素材
画像出典 買取壱番本舗

穴の位置がずれている「穴ずれ」。

製造中に起こりやすそうなミスに感じますが、実際に穴ずれのエラーコインはかなり少ない数しかないというわけでもありません。

ポイントは穴のずれの状態です。エラーコインの価値というのはエラー具合が影響するため、穴のずれが極端であればあるほど評価が高くなります。

3. 刻印ずれ

刻印ずれ 時代 昭和~平成
価値
相場 2,000円前後
素材
画像出典 ウルトラバイヤー

硬貨の面に対して、模様にずれがあるのが「刻印ずれ」です。一見すると気づきにくいエラーなので、エラーコインとしては少し派手さに欠けてしまう部類です。

買取の価格相場も低調になりがちです。しかし、これも穴ずれ同様、ずれ具合によって価値も変わってきます。

4. 角度ずれ/傾打ずれ

角度ずれ 時代 ~昭和40年代
価値
相場 2,000円前後
素材
画像出典 楽天「アイコインズ」

硬貨の表面と裏面がずれている「角度ずれ・傾打ずれ」。

両面の不一致という分かりづらいエラーです。昭和40年代までの硬貨でよく発見されているそうです。そのなかでもとりわけ10円玉に多く見つかっています。

5. 影打ちエラー

影打ちエラー 時代 昭和~平成
価値
相場 200,000円前後
素材
画像出典 ウルトラバイヤー

両面が同じ模様・絵柄になっている「影打ちエラー」。

1度刻印された硬貨に、別の硬貨が重なってプレスすることでこのエラーができます。表と裏に同じデザインが鏡写しの状態になっています。

6. 裏写りエラー

画像なし 時代 昭和~平成
価値
相場 20,000円~
素材 不明
画像出典 なし

両面(二つ)の模様・絵柄が重なっている「裏写りエラー」。

二つのデザインが一緒に刻印されていますが、くっきりとしているわけではなく、うっすらと見えるようなものが多いです。10円玉に多く見られるエラーです。

7. ヘゲエラー

画像なし 時代 昭和~平成
価値
相場 数千円前後
素材 不明
画像出典 なし

金属のめくれ、いびつな形の「ヘゲエラー」。破損したような見た目なので、それほど人気は高くありません。

高額買取が期待大なエラーコインは?

査定結果を説明する男性

ちょっとした価値のエラーコインであっても、額面と比べればかなり高い値で取引されています。そんなエラーコインのなかでも、さらにプレミア化し、高値がつけられるものがあります。

一点物

記念硬貨を持った手

エラーコインの種類は先述のように分類できますが、それとは異なるエラーも起こりえます。

そういった一般的なエラーとは違ったエラーコインであった場合、レア物として高額で取引されます。

新しい年号

色々な種類のお金

貨幣の製造にあたって技術的な不備があった場合、エラーが起こりやすいので、古い年代ほどエラーコインの発生数は多いです。

そのため平成に入ってからは技術の発展によってエラーコイン自体が少なくなりました。そういった背景から、新しい年号のエラーコインは希少性が高いものとなります。

流通用の硬貨が製造されない年

瓶の中に入ったお金

貨幣は毎年製造発行されているというわけではありません。その年によって流通量は異なりますし、製造されない年もあります。

製造されない年というのは一般流通用の硬貨が製造されないということで、それとは別に、収集用の貨幣セットだけは作られます。

その年のエラーコインとなれば、かなり数が限られてくるので買取額も期待できます。昭和62年の50円玉が有名です。

ネットオークションで見るエラーコインの取引価格は?

ヤフオクでのエラーコインの落札状況をご紹介します。

エラーコイン 穴ズレエラー 昭和39年 5円黄銅貨 落札20,601円
穴ずれエラー 50円白銅貨 平成元年 未使用 穴ズレ エラーコイン 落札19,002円
【平成9年】 穴2個エラーコイン! レア希少 落札1,002,000円
昭和50年50円硬貨(50円白銅貨) 穴なしエラーコイン 詳細不明 落札271,500円
【エラーコイン・ふくれヘゲ】 昭和14年 カラス1銭アルミ貨 落札220円
エラーコイン 稲10銭アルミ貨 傾打エラー 2枚組 未使用 落札3,350円
50円 エラーコイン 穴無し 落札300,000円

まとめ

お金と電卓

この記事ではエラーコインの種類、買取相場などについて解説しました。希少価値の高いエラーコインであれば額面からはるかに大きな金額で取引されています。

とはいえ、エラーコインのなかでも、希少性の高いもの、低いもの、人気の有無などもあります。エラーコインをお持ちの方はまずは古銭の買取専門店で査定してもらうのがいいでしょう。

こういった品はいきなり個人で売買するとトラブルになりやすいですし、思ったような満足のいく売却にならないことも多いです。

プロの鑑定士に見てもらって、どれほどの価値なのか、そのエラーコインは偽造などではなく本物なのかなど、しっかりと確かめることから始めるのが大切です。