【全2種類】通常プルーフの鑑定価値は?買取価格&平均相場《まとめ》
古銭や記念硬貨のコレクターの間でも人気なのが通常プルーフです。コレクターのための特殊加工がされたのがプルーフ貨幣になります。このスタンダードなものとして発売されているのが、通常プルーフになります。
この通常プルーフはどの程度の買取価格になるのでしょうか。基本的に通常プルーフは毎年製造されているものです。
造幣局での販売もありますが、通信販売にも対応したことで、古銭市場での希少価値はさほど高くありません。ただ実際のところはどの程度の価値があるのか確認してみます。
【全2種類】通常プルーフの買取価格・鑑定価値《売買相場一覧》
では通常プルーフの買取価格について詳しく見ていきます。通常プルーフには以下の2つがあります。
それぞれに買取価格も若干ですが異なっていますので、1つずつ確認していきましょう。
①【通常プルーフ貨幣セット】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 1982年~現在 | |
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価値 | D | |
相場 | 数千円~数万円 | |
素材 | 貨幣による | |
画像出典 | 造幣局「プルーフセット」 |
通常プルーフ貨幣セットは、昭和62年から毎年製造されているものです。造幣局の持つ技術力の粋をつくしたプルーフ貨幣のセットです。特性の革ケースに組み込まれたもので、1円~500円の6種類がセットになっています。
- 買取価格は1000円~1万円程度
- 平均すれば数千円程度の取引になる
- 昭和62年など初期製造分の買取額は高値がつく可能性が高い
通常プルーフ貨幣セットは年銘板が入っていないものですが、実は買取価格としてはこちらの方が高くなる傾向があります。何故なら年銘板なしの方が販売数が少なくなっているためです。
②【通常プルーフ貨幣セット 年銘板有】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 2003年~現在 | |
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価値 | D | |
相場 | 5,000円前後 | |
素材 | 貨幣による | |
画像出典 | 造幣局「プルーフセット」 |
通常プルーフ貨幣セットには年銘板が有りのものがあります。年銘板とは発行された年度が刻まれた板のことです。こちらの方が人気が高いため、販売数も多くなっています。ちなみに平成15年からこの年銘板有は販売されました。
- 買取価格は1000円~1万円前後
- 販売数が多いため年銘板なしよりも買取額は低くなりがち
セット内容としては1円~500円の6種類は同じです。ただ先程触れたように年銘板があるかないかだけの違いになります。
《基礎知識》通常プルーフとは
最後に通常プルーフについて解説しておきます。昭和62年から造幣局ではコレクターのための貨幣を製造するようになりました。通常の貨幣とは違う部分は以下の通りです。
- 表面を鏡面仕上げにしている
- 貨幣のデザインは同じだが、模様を鮮明にしている
- 模様のつや消しをして、浮き出るような加工をしている
といったものになります。このプルーフ貨幣には何かを記念した記念貨幣とスタンダードなものの2つがあるのです。この内スタンダードなものを、通常プルーフと呼んでいます。
通常プルーフは昭和62年から毎年製造され、造幣局内のショップや通信販売で限定されたセット数が販売されています。
平成15年から年度が刻まれた年銘板付のものも販売されるようになりました。コレクターとしても、入手のしやすさから高い人気があります。
まとめ
通常プルーフの買取価格についての情報でした。造幣局ではコレクターのために特殊な加工をしたプルーフ貨幣を製造しています。このプルーフ貨幣の内、スタンダードなものが通常プルーフです。
買取価格としては1000円~1万円程度でしょう。ただし年度が入った年銘板が入っている方が、買取価格は若干ですが低くなりがちです。その理由としては販売数が多いため、入手しやすいことがあげられるでしょう。