【全3種類】旧1万円札の買取価格は?鑑定価値&販売相場《まとめ》
1万円札は2020年現在、日本で最も高額な紙幣です。初めて1万円札が発行されたのは1958年の聖徳太子1万円札ですので、実際に使ったことがある人はもちろん今でも大切に保管している人もいるのではないでしょうか。
旧1万円札を持っていて、実際に今はどれくらいの価値があるのか知りたいという人も少なくないでしょう。ここではこれまで全3種類発行されてきた旧1万円札について、紙幣の特徴や現在の買取価格や相場をまとめています。
【全3種類】旧1万円札の買取価格・鑑定価値《売買相場一覧》
1万円札は現在の福沢諭吉1万円札を含めて3種類発行されています。古銭としては比較的新しい紙幣となるため、持っている人も多いでしょう。ここで旧1万円札の買取価格や相場についてまとめていますので参考にしてみてください。
①【旧1万円札(C号券)】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 1958年~1986年 | |
---|---|---|
価値 | C | |
相場 | 額面から12,000円 | |
素材 | 紙幣 | |
画像出典 | wiki「一万円紙幣」 |
初の1万円札となったのが旧1万円札、日本銀行券C号で聖徳太子が描かれている事から聖徳太子1万円札とも呼ばれています。現在でも使用できる紙幣で35年前くらいまで発行されていた紙幣ですので、大切に保管している人もいるでしょう。
現行紙幣ということもあり、ほとんどは古銭としての価値はありません。ただ未使用品でなおかつ記番号のアルファベットが一桁のものは2万円以上で取引されることもあります。
②【旧1万円札(D号券)】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 1984年~2007年 | |
---|---|---|
価値 | D | |
相場 | 額面通り | |
素材 | 紙幣 | |
画像出典 | wiki「一万円紙幣」 |
1984年から発行された日本銀行D号券は、表面に福沢諭吉、裏面に2羽の雉が描かれています。15年ほど前まで発行されていた紙幣で、現在でも稀に見かけることもあるため特に珍しい紙幣というわけではありません。
そのため未使用品であっても古銭としての価値はほとんどありません。ただ珍しい記番号やエラー紙幣のみ高額で取引されています。
③【旧1万円札(E号券)】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 2004年~ | |
---|---|---|
価値 | D | |
相場 | 額面通り | |
素材 | 紙幣 | |
画像出典 | wiki「一万円紙幣」 |
2020年現在の現行1万円札が日本銀行E号券です。2004年に各券種のE号券が発行されたのですが、1万円札のみD号券と同じく福沢諭吉が採用され、裏面のみ平等院の鳳凰像に変わっています。
今も製造されている1万円札のため、未使用品でも古銭としての価値はありません。ただ珍しい記番号やエラー紙幣などがあれば高額で取引されます。
査定相場より高く鑑定される旧1万円札の”3つの特徴”
旧1万円札は未使用品の聖徳太子1万円札以外は古銭としての価値はなく、古銭買取店でも買取してもらえません。ただ以下のような旧1万円札なら、査定相場よりも高く鑑定されます。
- A-A券・ZZ-Z券
- 記番号が珍しい数字
- エラープリント
旧1万円紙幣には数字の前にAからZまでアルファベットがつけられており、そのアルファベットの始まりとなるA-A券や終わりとなるZZ-Z券だと買取額が高くなります。また記番号が777777や123456などの珍しい数字も価値が高いです。
また印刷工程のトラブルにより紙幣のプリントがエラーとなっていると、それも非常に珍しく価値が高いです。
旧1万円札を買取相場より高く売るなら『バイセル』
旧1万円札の高価買い取りをして欲しいなら、バイセルがオススメです。バイセルは古銭買取専門業者なので適正価格で買い取ってくれます。高価なコインの価値を見逃して安値を付けることがありません。
しかも様々な買取方法をしてくれます。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
出張買取や宅配買取サービスは無料ですし、査定料や手数料も無料です。査定依頼をしてから即日対応をしてくれます。買取の際は現金で即払いをしてくれますから、現金がすぐに欲しいときには助かります。
査定後に他の業者と価格を比べて、少しでも高ければそれ以上の価格を提示してくれることもあります。実績が豊富で信頼できる業者なので、初めての方にはオススメです。
旧1万円札とは~いつまで発行されていたの~
2020年現在の1万円札は福沢諭吉が描かれたE号券です。そのため旧1万円札とは1958年から発行された聖徳太子が描かれたC号券と1984年から発行された福沢諭吉が描かれたD号券となります。
C号券は1986年1月4日をもって支払停止となっており、約27年間発行されました。D号券は2007年4月2日をもって支払停止となり、約22年半の間発行されてきました。
そして現行のE号券は2004年から発行開始されていますが、2024年に新紙幣が発行されるのに従って支払停止になる予定です。
ただ旧1万円札の発行自体は終わっていますが、現在でも額面通りの1万円として使用することができます。今は古銭としての価値はありませんが、大切に保管していれば多少価値が上がる可能性はあります。
旧一万円札の”偽札の見分け方”
1万円札は現在の日本で最も高額の紙幣です。そのため偽札が出回ることも少なくありません。現在の1万円札であるE号券には以下のような偽造防止策が施されているため、その点をチェックすれば偽札を見分けることができます。
- すかし
- 超細密画線
- 凹版印刷
- ホログラム
- すき入れバーパターン
- 潜像模様
- パールインキ
- マイクロ文字
- 特殊発光インキ
- 深凹版印刷
- 識別マーク
これだけ偽造防止策があるので、見分けるのはそれほど難しくはありません。
ですがC号券やD号券などの旧1万円札となるとここまでの対策は施されていないので、見分けるポイントとしてはすかしや識別マークで確認するのが一番です。
もちろんすかしや識別マークもあくまで目安ですし、C号券などは特に見たことがない人も多いので見分けるのは難しいでしょう。
まとめ
1万円札は最も古い聖徳太子が描かれたC号券でも今から35年ほど前まで発行されていましたから、見たことがある人もいるでしょうし、実際に大切に保管している人もいるでしょう。
ただ旧1万円札は現在でも使用できる紙幣ですので古銭としての価値はほとんどありません。
ただ記番号が珍しい紙幣やエラー紙幣だと、額面以上で買取してもらえます。ただ買取額については古銭買取業者によって異なるので、買取実績も豊富な古銭買取店に買取してもらうようにしましょう。