【2024最新】金貨の平均買取相場はいくら?鑑定価値&種類一覧《まとめ》
古銭の中でも特に買取額が期待できるのが金貨です。金貨というのは金を主成分とした通貨の総称で、大きくわけると以下のようなものがあります。
- 日本国内で発行された金貨
- 海外で発行された金貨
- その他の金貨
金貨というと現在では使われていないイメージもありますが、実は記念硬貨や投資用の硬貨として発行されているのです。
日本国内でも偶に金貨が発行されます。ここではそうした金貨の一覧と、買取相場について詳しく見ていきましょう。
【最新版】金貨の種類&買取相場一覧
では金貨一覧と、買取相場について紹介していきます。先程お伝えしたように、金貨は大きくわけて3種類ありますので、それぞれに一覧と買取相場を記載しておきましょう。実はものすごく高価なものもあります。
①【日本の金貨】の種類一覧&買取価値
では日本国内で発行された金貨一覧と買取相場を見ていきます。
1円金貨 | 通常版1000円~10万円 | 縮小版5万円~700万円 |
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2円金貨 | 通常版5000円~10万円 | 縮小版100万円~900万円 |
5円金貨 | 通常版2万円~30万円 | 縮小版5000円~150万円:新硬貨5000円~600万円 |
10円金貨 | 旧通貨6万円~1200万円 | 新通貨5000円~250万円 |
20円金貨 | 旧通貨80万円~1500万円 | 新通貨1万円~600万円 |
これらの金貨は明治から昭和にかけて使われていたものです。一般的に希少価値の高いものの方が、買取相場も高くなっています。
大判 | 60万円~1億円 |
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小判 | 1万円~500万円 |
古金銀 | 100円~230万円 |
となります。特に大判でも天正菱大判金は、高値がつくことで有名です。古金銀というのは小判のような草鞋型ではなく、四角形の古銭になります。最も価値が高いのは江戸末期から明治初頭に発行されていた一分判金です。
②【海外金貨硬貨】の種類一覧&買取価値
次に海外で発行されていた金貨一覧と買取相場を確認します。
インディアン金貨 | K21.6の金買取相場に準じるが、プレミア硬貨だと数千万円以上の価値がある |
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ソブリン金貨 | 原則K22の買取相場が適用、アンティークの場合は高額が付く場合もある |
ナポレオン金貨 | K21.6の買取相場、中には100万円以上のものもあり |
基本的に海外の金貨は金買取相場に準じるものが多いのですが、プレミアがつくアンティークコインもあります。そうしたものは場合によっては、数千万円から億を超えるものもあるそうです。一方で地金型金貨もあります。
地金型金貨は現在も発行されているもので、含有量による金買取相場が適用される形です。
- クルーガーランド金貨
- メイプルリーフ金貨
- パンダ金貨
- カンガルー金貨
などが有名です。
③【その他の金貨】の種類一覧&買取価値
最後に記念硬貨などの金貨一覧と買取相場を確認します。
天皇陛下御在位60年記念10万円金貨 | 10万円~15万円 |
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天皇陛下御即位記念10万円金貨 | 10万円~15万 |
皇太子殿下御成婚記念5万円金貨 | 5万円~8万円 |
国内ですとこれらの金貨の価値が高いです。他にも記念金貨はありますが、基本額面を割ることはありません。プレミアがつくケースが多いのが特徴でしょう。次に海外のものを紹介します。
中国十二支金貨 | 金買取相場が適用されるが、発行年度でプレミアがつく |
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マン島キャット金貨 | 原則金買取相場が適用、ただし特別セットなど需要を上回る場合もある |
これらは毎年発行されている金貨です。ただ毎年図柄が異なるため、年によって価格が異なることもあるのです。
金貨を平均相場以上で高く売るコツと注意点
仮に手元に金貨があった場合、平均的な買取相場以上で高く売るにはどうすればいいのでしょうか。注意すべきポイントは2つです。
- 専門業者に売却する
- クリーニングしない
古銭や金貨というのは膨大な種類があります。また上でも紹介したように発行された年度によって、価値も大きく違ってくるものです。ちょっとした図柄の違いなどで、希少性も違うので買取価格にも直結してきます。
古銭や金貨の買取そのものは、リサイクルショップなどでも行っています。ただ専門的な知識がなければ、正しく評価されることはありません。
また金貨は古いものが多いため、汚れを落とした方が高値がつくのではと思う人もいます。ですが金貨は汚れにも価値がつくこともあるので、素人がクリーニングをしてはいけません。
クリーニングして逆に価値が下がることもありますから、注意しておきましょう。
金貨を高く売るなら『福ちゃん』がおすすめ
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《基本知識》金貨はどのような歴史や目的で作られたの?
最後に金貨の基本的な知識を紹介しておきます。古来から金というのは美しい光沢や色合いから権力の象徴として用いられてきました。希少性もある上に、安定した物質であることから環境要因による変化が少ないことも珍重された理由でしょう。
上記のことから様々な目的で使用されてきました。通貨として使われたのは、1817年の金本位制からの導入からだと言えます。欧州では銀本位制をとっていたこともあり、あまり金貨としての流通はありませんでした。
ですが金本位制となって以降は、金属の貨幣という価値だけではなく、金そのものの価値も経済に連動されるようになっています。その後金本位制が崩れるまでは、様々な国で金貨が発行されていたのです。
まとめ
金貨の平均買取相場についてのまとめでした。古銭の中でも金貨はとにかく価値がつきやすいです。その理由としては、やはり金としての価値があるからでしょう。現在でも地金型金貨といって各政府が保証する金貨もあるほどです。
現在では金貨は主に3つのタイプに分類されます。
- 国内で発行された金貨
- 海外で発行された金貨
- その他の金貨
買取相場としては国内で発行された金貨が高めです。特に希少性の高いものになると、数千万円から億を超える値がつくこともあります。