【2024最新】銀貨の平均買取相場はいくら?鑑定価値&種類一覧《まとめ》
銀貨の価値というのはコレクターでもない限り、いまいちピンとこないものではないでしょうか?銀貨を売る機会はそんなに多くないため、相場がどの程度なのか把握していない人がほとんどでしょう。
銀貨にはいくつか種類がありますが、種類によって価値というのは大きく変わってきます。今回は銀貨にはどんな種類があるのかご紹介し、さらに種類によっての平均買取相場に関して詳しく解説しますので、参考にしてみて下さい。
【最新版】銀貨の種類&買取相場一覧
銀貨の価値というのは常に一定ではなく、需要と供給によって買取価格が変わってきます。ここでは2020年度における最新版の銀貨の種類と、買取価格相場をご紹介しますので、新しい情報をチェックしましょう。
①【日本の銀貨】種類&買取相場一覧
銀貨というのはその名の通り銀を主成分として作られている硬貨のことですが、その種類としてはいくつかあります。種類の一つとしては日本で使われていた銀貨がありますが、それには主に下記があげられます。
- 100円銀貨
- 1円銀貨
- 50銭銀貨
- 20銭銀貨
- 10銭銀貨
- 5銭銀貨
また同じ額面の銀貨だからといって、買取価格が同じになることはほとんどありません。その銀貨の状態によって価値が異なってくるのはもちろんのこと、発行年度によっても金額に違いが生じます。
実際の買取相場としては、数十円とほぼ額面程度の価値にしかならない場合もあれば、数百万円というプレミアが付く場合もあります。明治初頭のものなど、発行枚数の少ないものは価値が上がりやすいです。
②【外国銀貨】種類&買取相場一覧
外国銀貨にはさまざまな種類がありますが、やはり日本のものとはまた違った風情があります。有名どころとしては以下の3つがあげられ、コレクターの中でも知名度の高い銀貨となっているのがポイントです。
- イーグル銀貨
- メイプルリーフ銀貨
- オーストラリア1キロ銀貨
まずイーグル銀貨の生産国はアメリカで、プルーフ加工されているものですと少し価値が高いです。買取相場としては、おおよそ数千円程度のため、通常の銀相場程度で取引される銀貨になります。
メイプルリーフ銀貨の生産国はカナダで、こちらも基本的には一般的な銀相場と同程度の買取価格しか付きません。オーストラリア1キロ銀貨も銀相場と同額での取引ですが、重量があるため少し値は高くなります。
③【丁銀】種類&買取相場一覧
丁銀とは一般的な円型の銀貨とは異なり、ナマコ型をした独特な形の銀貨です。支払う金額分だけ切り分けて使っていたのが特徴の一つで、それゆえに切り取りやすいナマコ型をしており、表面に判が押されます。
丁銀の歴史は古く、室町時代から使用されていましたが江戸時代以前のものは古丁銀と呼ばれます。一般的な丁銀は江戸時代以降のもので、主に以下のような種類があげられ、その数は意外と多いです。
- 慶長丁銀
- 元禄丁銀
- 永禄二ツ宝丁銀
- 元文丁銀
丁銀は古銭市場ではプレミアが付きやすく、安いものでも10万円以上の買値が期待できます。価値の高い珍しい型のものですと何千万円という買取価格が提示されることもあるくらい、希少性の高い銀貨です。
④【豆板銀】種類&買取相場一覧
豆板銀は江戸時代に日本で流通していた銀貨で、当時の少額貨幣としての役割を果たしていました。特徴としては、日々価格変動が激しかった点と、丁銀の補助貨幣として使用されていた点でしょう。
豆板銀の種類としては主に以下があげられますが、江戸時代に比較的多く流通していたことからそこまで価値は高くありません。しかしながら種類によってはコレクターが存在するためプレミアが付くケースもあります。
- 宝永四ッ宝片面大黒豆板銀
- 慶長両面大黒豆板銀
- 変形豆板銀
この中で一番プレミアが付きやすいのは宝永四ッ宝片面大黒豆板銀で、数百万円で取引された実績があります。とはいえ一般的な豆板銀の場合ですと、数千円から数万円程度の買取価格が相場になります。
『銀貨』を平均相場より高く売るコツと注意点
銀貨の買取価格は状態によって左右されることが多く、未使用品や美品など状態の良いものほど価値が高くなります。そのため高く売るためには当時の状態をキープすることが大事で、保管状態に気を付ける必要があります。
また古銭の価値というのはコレクターの需要によって左右されやすいため、古銭市場に精通していないとなかなか価値が分かりません。正しく古銭の価値を理解している業者に売るのも、ポイントの一つでしょう。
業者によっては、まとめて古銭を売りに出すと金額を上乗せしてくれる場合もあります。いくつか銀貨を持っているのであれば分けて売るよりも、一度に売ってしまうのが高く売るためのコツになるでしょう。
銀貨を適正価格より高く売るなら『福ちゃん』がおすすめ
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《予備知識》銀貨はどのような歴史や目的で作られたの?
予備知識として銀貨の歴史や、製造された目的を知っておくと、より深く銀貨を理解することができます。銀貨は元々その美しさから、装飾品としての意味合いも兼ねて、古くから流通しているものでした。
その歴史は非常に古く、古代エジプト文明の頃から用いられていたと言われています。その後銀貨が広く普及したのは、金ほど希少性が高くなかったため、一般用として利用しやすかったという背景があるかもしれません。
一時期は金と並ぶ価値を築き上げた銀貨ですが、銀を大量に保有する国の出現により銀の価値は低下していきます。20世紀以降は銀は工業用途としての需要が高まり、貨幣として用いられることはなくなりました。
まとめ
銀貨は日本だけでなく諸外国でも用いられていた貨幣で、その種類は非常に多いです。日本で用いられていた銀貨にも、豆板銀や丁銀も含めると実にさまざまな種類が存在し、価値も大きく異なります。
希少性の高い銀貨ほど買取価格は高くなりますが、保管状態も銀貨の買取価格に大きな影響を与えます。買取相場を把握している業者に頼むことと、できるだけ当時の状態のまま保管しておくのが、高値で売るポイントです。