古銭の種類

【最新版】古銭『穴銭・絵銭』の種類一覧!買取価値&平均相場まとめ

厭勝銭

家の蔵を片付けていたら、もしくは祖父母の遺品を整理していたら古くなった貨幣が出てきたというケースは少なくありません。そういった古い貨幣を古銭といいます。古銭が今はお金として使えないものですが、コレクターなどに需要があり高値で取引されています。

ただ、古銭といっても鋳造された年代も目的もさまざまで、種類も数多く存在します。ここでは古銭と呼ばれる穴銭や絵銭の種類と買取価値についてまとめていますので、チェックしてみてください。

古銭『穴銭・絵銭』はこんな種類の貨幣

(画像出典「バイセル」)
(画像出典「バイセル」)

古銭とは今は流通していない昔使われていた貨幣のことを指します。いろいろな古銭がありますが、大きく分けると以下の2つに分けられます。

  • 穴銭
  • 絵銭

穴銭は現代の貨幣の5円玉や50円玉のように貨幣の真ん中に穴が開いているものを指します。まだ財布というものがなかった時代なので、その穴に紐を通して持ち歩いていたため、穴が開いていたのです。

一方、絵銭は貨幣として流通したものではなく子供のおもちゃや何かの記念などで作られたコインです。穴が開いているものが多く、穴銭にも似ていますが当時は貨幣としては使われていません。

ポイント
穴銭も絵銭も今は使えないものですが、コレクターの間では高値で取引されているものもたくさんあります。

【全種類】古銭『穴銭・絵銭』の買取価値・鑑定価値《平均相場一覧》

古銭全種類の中から、穴銭・絵銭の買取価格、鑑定相場を公開します。

【最新版】古銭『穴銭・絵銭』の種類・買取価値・平均相場一覧

これらの古銭の特徴や買取相場をまとめました。

①【皇朝十二銭】種類一覧&買取価値

(画像「ウルトラバイヤー」)
(画像「ウルトラバイヤー」)

皇朝十二銭とは、日本最古の穴銭で708年から963年に作られた古銭のことをいいます。

和同開珎 1万円から20万円
万年通宝 1万円から4万円
神功開宝 5,000円から5万円
隆平永宝 1万円から6万円
富寿神宝 1万円から30万円
承和昌宝 1万円から10万円
長年大宝 2万円から20万円
饒益神宝 40万円から150万円
貞観永宝 5,000円から6万円
寛平大宝 1万円から8万円
延喜通宝 5,000円から3万円
乾元大宝 10万円から100万円
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

本来なら最も古い和同開珎が価値が高いと思われがちですが、実はそれ以上に価値がある古銭もあります。しかも皇朝十二銭は改鋳されるたびに材質が悪くなり、状態の良い皇朝十二銭は少ないです。それもあり、保存状態が良ければ100万円以上で取引される皇朝十二銭もあります。

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(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/皇朝十二銭」)

②【穴銭】種類一覧&買取価値

(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/天保通宝」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/天保通宝」)

皇朝十二銭は963年までに作られた日本最古の穴銭ですが、それ以降1400年代まで作られませんでした。1400年代になってからいろいろな穴銭が製造されており、広く流通されたものもあります。

永楽通宝 0円から1,000円
天正通宝 3万円から20万円
紹聖元宝 100円から5,000円
元和通宝 2万円から15万円
宝永通寶 500円から5,000円
文久永宝 100円から2,000円
寛永通宝 10円から20万円
天保通宝 300円から1万円
永楽銀銭 1万円から10万円
文禄通宝 10万円から60万円
慶長通宝 2,000円から1万円
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

穴銭は非常に多くの種類が発行されていますし、同じ穴銭でも字体が違うなど細かく分ければかなりの数があります。そのため、ほとんど価値がない穴銭もあれば数十万円の価値がある穴銭もあります。

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(画像出典:バイセル)

③【穴銭(地方銭)】種類一覧&買取価値

(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/平安通宝」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/平安通宝」)

穴銭の中には日本政府が公式に発行したものではなく、地方でのみ通用していた地方銭もあります。地方貨幣とも呼びますが、そのほとんどは江戸時代末期に各藩によって発行されたものです。ここでは、後述する江戸時代末期の地方貨幣以前に発行された地方銭をまとめています。

平安通宝 数千円
大世通宝 100円から1,000円
世高通宝 数百円
金円世宝 300円から5,000円
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

年代も古く、地方で流通したものであるためそれほど古銭としての価値も高くありません。ただ、状態が悪い地方銭が多い中で、もし保存状態が良いものが出てきたならば数万円で買取されることもあります。

注意点

歴史的価値があるものも少なくないので、高くなければ大切に保管しておくのも1つの方法です。

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琉球半朱

④【その他の穴銭】種類一覧&買取価値

(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/琉球通宝」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/琉球通宝」)

穴銭の中には、公式に発行された貨幣ではなく私的に鋳造した穴銭もたくさん存在します。ただ、民間で私鋳されたものだからといって、価値がないものというわけではありません。コレクターの間では、そういった穴銭も高値で買取されることも多々あります。

ここでは、その他の穴銭として比較的高く買取されている穴銭とその買取価値を紹介します。

叶手元祐 5,000円前後
咸豊通宝 1,000円から1万円
淳熈元宝 500円から1万円
太平通宝 500円から1,000円
二字宝永 現存枚数が少なく不明
貞享通宝 数十万円
朝鮮通宝 数百円から1,000円
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

このように、ほぼ市場に出回らないプレミア級の穴銭もあれば、ほぼ価値がない鐚銭などもあります。そのため、わからない穴銭でも専門家に鑑定してもらうといいでしょう。

⑤【絵銭】種類一覧&買取価値

(画像「https://ja.wikipedia.org/wiki/厭勝銭」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/厭勝銭」)

古銭の中には、通貨として作られたのではなく、子供のおもちゃや宗教的な目的、お守りや記念として作られた絵銭と呼ばれるものもあります。

大迫銭 3万円から6万円
水戸虎銭 1,000円から1万円
五位堂銭 菊 1万円から3万円
鏡屋銭 数千円から10万円
浅間銭 2万円から15万円
穴一銭 1万円から10万円
紋切銭 1万円から2万円
打印銭 1万円から5万円
福神類 数千円から数万円
駒曳き銭 1万円前後
念仏銭 2,000円から3万円
題目銭 1,000円から5,000円
上棟銭 数百円から1,000円
面子銭 3,000円程度
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

これ以外にも各地域にたくさんの絵銭が存在します。通貨ではないとはいっても、コレクターの間では人気がある絵銭もあり、中には数十万円の価値があるものもあります。

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大迫銭

⑥【地方貨幣】種類一覧&買取価値

(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/地方貨幣」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/地方貨幣」)

地方貨幣はいろいろな時代に発行されていますが、最も多く発行・確認されているのが江戸時代末期に各藩で鋳造された地方貨幣です。ここでは、その中でも特に有名な地方貨幣についてまとめていますので、もしお持ちの地方貨幣があればチェックしてみてください。

仙台通宝 10円から200円
箱館通宝 100円から200円
秋田鍔銭 500円から7,000円
秋田波銭 数千円
筑前通宝 3万円から20万円
琉球通宝 100円から1,000円
細倉當百 1,000円から1万円
盛岡銅山 2万円から20万円
水戸虎銭 1,000円から1万円
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

地方貨幣は一部の地域にのみ流通したもので、製造方法や材質、形状もさまざまです。発行枚数も少ないですから、中には数十万円もの価格で取引されているものもあります。

⑦【長崎貿易銭】種類一覧&買取価値

(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/長崎貿易銭」)
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/長崎貿易銭」)

長崎貿易銭とは、その名の通り長崎での貿易のために鋳造された銭貨です。すべてが宋銭をまねて作られたものであり、全部で7種類あります。

元豊通宝 100円から1,000円
天聖元寳 1,000円から2,000円
祥符元寳 1,000円から2,000円
嘉祐通寳 1,000円から2,000円
熈寧元寳 1,000円から2,000円
紹聖元寳 1,000円から2,000円
治平元寳 5,000円前後
(※上記はあくまで実績です。実際の買取金額を保証するものではありません。)

長崎貿易銭はすべて同じ時期に作られたもので、最も大きく鋳造された元豊通宝以外は数千円の価値があります。また、あまり市場に出回らない治平元寳だと5,000円前後、母銭となれば1万円を超える高値で取引されることもあります。

ただ、長崎貿易銭はオリジナルの宋銭とそっくりのため、宋銭なのか長崎貿易銭なのか素人ではわからない部分も多いので、古銭買取専門店に査定してもらうといいでしょう。

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(画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/長崎貿易銭)

古銭『穴銭・絵銭』を少しでも高く売るコツと注意点

電卓と日本のお金

ご自分が持っている穴銭・絵銭がどれくらいの価値があるかわからない人は少なくないでしょう。貴重な古銭ですから、少しでも高く売りたいものです。高く売るにはいくつかのコツや注意点があるので、以下のようなポイントを押さえておきましょう。

  • 古銭は種類が豊富で判別が難しい
  • 偽物も多数存在する
  • 保存状態が悪いとどんどん劣化して価値が下がってしまう
  • プレミア級の価値のある古銭も存在する
  • 古銭買取専門店で売る

一番大きなポイントは、古銭は明確な価値がわからないという点です。同じ古銭でも字体やサイズが違うこともありますし、仮に同じでも保存状態によって価格も変わってしまいます。

ですので、しっかりと数多くの古銭の知識がある古銭買取専門店に査定してもらうのが必須です。

古銭『穴銭・絵銭』を高く売るならバイセルがおすすめ

バイセル

穴銭・絵銭の高価買い取りをして欲しいなら、バイセルがオススメです。バイセルは古銭買取専門業者なので適正価格で買い取ってくれます。高価なコインの価値を見逃して安値を付けることがありません。

しかも様々な買取方法をしてくれます。

  • 店頭買取
  • 出張買取
  • 宅配買取

出張買取や宅配買取サービスは無料ですし、査定料や手数料も無料です。査定依頼をしてから即日対応をしてくれます。買取の際は現金で即払いをしてくれますから、現金がすぐに欲しいときには助かります。

査定後に他の業者と価格を比べて、少しでも高ければそれ以上の価格を提示してくれることもあります。実績が豊富で信頼できる業者なので、初めての方にはオススメです。

まとめ

厭勝銭
(画像出典「https://ja.wikipedia.org/wiki/厭勝銭」)

このように、古銭といっても鋳造された年代も材質も、鋳造された場所も異なります。細かく分ければ数百種類にも上ることでしょう。さらに、保存状態もさまざまですから、実際に古銭がどれくらいの価値があるかわかりません。

ですので、インターネットで調べても正確な価格はわからないのです。個人売買やリサイクルショップなどに売ってしまうと、価値のある古銭を安く手放してしまうことにもなりかねません。ですので、しっかりと見極めのできる古銭買取専門店に査定してもらうのが一番です。