【全3種類】大阪万博記念硬貨の買取価格は?鑑定価値&平均相場まとめ

大阪万博記念硬貨は日本初の万博であった1970年開催の大阪万博を記念して製造された記念硬貨です。発行された額面は100円硬貨のみですが、その他にミントセットとケース入りのセットが発行されたため、全3種類あります。
通常の100円硬貨と、その他のセットでは希少価値が異なるため買取価格も違います。今回は大阪万博記念硬貨の特徴を解説し、鑑定価値や平均相場をまとめますので、売る際にチェックしてみましょう。
【全3種類】大阪万博記念硬貨の買取価格・価値・平均相場一覧
大阪万博記念硬貨は以下の3種類がありますが、これ以外に記念メダルが発行されたことでも知られています。ここでは大阪万博記念硬貨3種類それぞれの特徴や、買取価値や相場についてご紹介します。
①【日本万国博覧会記念白銅貨幣100円】鑑定価値と買取相場価格
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時代 | 1970年 |
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価値 | D | |
相場 | 額面通り | |
素材 | 銅750、ニッケル250 | |
画像出典 | なし |
昭和45年発行の日本万国博覧会記念白銅貨幣100円は、大阪万博を記念して作られた唯一の100円硬貨で、こちら以外に発行されたのはセットのみです。図柄の特徴としては以下のとおりになります。
- 表面には葛飾北斎の富岳三十六景のデザイン
- 裏面には大阪万博シンボルマークと花マークのデザイン
日本万国博覧会記念白銅貨幣100円の買取価格は比較的近年の発行でプレミア性がないため、基本的には額面通りの100円が相場となります。
未使用の美品であれば業者によっては150円程度で買取してくれる場合もあるでしょう。
②【日本万国博覧会記念貨幣ミントセット】鑑定価値と買取相場価格
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時代 | 1970年 |
---|---|---|
価値 | D | |
相場 | 額面通りから500円 | |
素材 | 種類による | |
画像出典 | 不明 |
日本万国博覧会記念貨幣ミントセットは日本万国博覧会記念白銅貨幣100円硬貨以外に、以下の貨幣が組み込まれたセット仕様です。発行枚数は26000部で海外向けに販売されたものになります。
- 100円硬貨
- 50円硬貨
- 10円硬貨
- 5円硬貨
- 1円硬貨
ミントセットはビニールケースに収められた豪華なものになりますが、買取相場としてはそこまで高くありません。並品の場合には額面どおりでの買取となり、未使用品ですと500円程度まで期待できます。
③【単独ケース入り日本万国博覧会記念貨幣セット】鑑定価値と買取相場価格
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時代 | 1970年 |
---|---|---|
価値 | D | |
相場 | 100円から8,000円 | |
素材 | 種類による | |
画像出典 | 不明 |
大阪万博記念硬貨の中には、100円白銅貨のみを専用ケースに入れたものも存在します。こちらは単独ケース入り日本万国博覧会記念貨幣セットと呼ばれ海外向けに発行されたものですが、発行枚数は7000枚ほどです。
発行枚数が少ないため希少価値が高く、額面以上での買取が期待できます。並品の場合には100円から500円程度ですが、未使用品の場合では3000円から8000円の高価買取が期待できる記念硬貨です。
大阪万博記念硬貨を適正価格より高く売るコツと注意点
大阪万博記念硬貨を高価買取してもらうためのコツとして、コインブームの時期を狙うとよいでしょう。記念硬貨の買取価格は時価になりますので、時期を見極めて売るのが高く売るためのコツです。
ではどのような時に売ればよいのかと言いますと需要が高まる時です。大阪万博記念硬貨の場合ですと、次の万博が日本で開催される時などは一時的に人気が出る可能性もあるため、そこが狙い目ではないでしょうか。
また適正価格以上で買取してもらうためには注意点もあり、以下の点に気を付けましょう。大阪万博記念硬貨をはじめとする記念硬貨は、状態が完璧なほど当然ですが高値で買い取って貰いやすいです。
- 未使用未開封にする
- 付属品も捨てずに取っておく
大阪万博記念硬貨を高く売るなら『バイセル』がおすすめ
大阪万博記念硬貨の高価買い取りをして欲しいなら、バイセルがオススメです。バイセルは古銭買取専門業者なので適正価格で買い取ってくれます。高価なコインの価値を見逃して安値を付けることがありません。
しかも様々な買取方法をしてくれます。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
出張買取や宅配買取サービスは無料ですし、査定料や手数料も無料です。査定依頼をしてから即日対応をしてくれます。買取の際は現金で即払いをしてくれますから、現金がすぐに欲しいときには助かります。
査定後に他の業者と価格を比べて、少しでも高ければそれ以上の価格を提示してくれることもあります。実績が豊富で信頼できる業者なので、初めての方にはオススメです。
《予備知識》大阪万博記念硬貨はどのような特徴があるの?
大阪万博は1970年に大阪府吹田市で開催された万博で、シンボルタワーである岡本太郎の太陽の塔を製作したことでも知られている万博です。人類の進歩と調和をテーマに、183日間という長期開催されました。
また入場者数が当時の最高記録であったこと、77か国という多くの国が参加したこともあり、非常に国際的評価の高い万博でもあります。そんな大阪万博を記念して製造されたのが、大阪万博記念硬貨です。
大阪万博記念硬貨は素材があまり良くなく、材質コストを抑えて製造された硬貨のため、価値は高くありません。発行枚数も非常に多かったため希少性もないことから、通常であれば額面通りの金額での買取になります。
まとめ
大阪万博記念硬貨は100円白銅貨のみの製造でしたが、単体発行以外に海外向けのミントセットとケース入りのセットという3種類が存在します。基本的に価値のある記念硬貨ではなく、買取価格は低いです。
しかしながらミントセットとケース入りセットは海外向けで生産数もそこまで多くないため、未使用品であれば額面以上での買取が可能でしょう。特にケース入りセットは未使用であれば高値が付く傾向にあります。